不思議な立体メガネ Chroma-Depth 3D
先頃、アスキー誌や学研のかがくの付録として全国にばらまかれ、各所で話題となった不思議な立体メガネです。
マイクロプリズムによる波長ごとの屈折角の違いを利用して左右両眼に視差を作り出し、赤いものは手前に、青いものは奥に見えるような視覚を生み出しています。
回折格子状にならんだマイクロプリズムの構造は単層ではなく、目を疲れさせないため視線を不自然に曲げない工夫がなされています。
左は2年のかがくの付録についてきたもの。
実験室にはこんな風に展示してあります。カレンダーの写真から背景が黒または青で手前に赤や黄色の対象が写っている絵を選んで掲示します。青い山は白い雲の彼方に後退し、黄色い花や紅葉が手前に浮き出して見えます。
製造・発売元の米クロマテック社のサイトへ行くと、このメガネで楽しめる画像のギャラリーがあります。入手法の案内もここにあります。
アスキー社からこんな本も出ています。メガネとCDがついています。本体は立体的に見える3Dアート集、CDはその動画版です。動く立体画像の迫力はなかなかのもの。Win&Macハイブリッドです。
For more infomarion:Chromatec Inc.-11450-F North Fulton Industrial Boulevard Alpharetta, GA 30201-4703 USA ,(Phone:770-772-9852 ,Fax:770-663-4726)