浮沈子(ういてこい)
PETボトルに水を満たし、適量の水を入れて逆さにふせた試験管を中に入れて密栓すればできあがり。ボトルを手で押すと試験管が沈み、力を抜くと浮かび上がる。目盛りつき試験管を使うと空気の体積変化がわかって教育的だ。
ゴム栓には直径2ミリほどの細い穴があけてある。こうすると水は通るが、ボトルが転倒しても中の空気が漏れないので展示向きである。生徒実験ならゴム栓は不要。
圧力を加えないとき(左)と、加えたとき(右)を比べると、試験管内の空気の体積変化が一目瞭然だ。ボイルの法則の単元でも使えるし、浮力の教材にもなる。第一楽しい。お手軽だが有用な実験器具である。