トルネード

 オリフィス(穴のあいた連結器)で砂時計のように結んだ二つのPETボトル。上の水を下のボトルに落とせるかな?

 そのまま逆さにしたのでは水はうまく落ちません。オリフィスのところで空気と水のにらめっこが起こり、止まってしまうことさえあります。

 てっぺんを持って装置全体を、円錐を描くように、ぐるんぐるんと回します。すると水が回転して竜巻(トルネード)のようになり、中心の穴を通って下の空気が連続的に上昇し、上の水とすみやかに入れ替わります。

 このオリフィスは中村理科工業が発売している既製品ですが、適当なサイズのワッシャとビニールチューブで自作することも可能です。


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