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フラクタル3学期(クライマックス)


12月20日(木)

テレビ会議でそれなりにエネルギーを使って,フラクタルの内容の学習の進行があまりなかったので,3学期からアフィン変換を利用することを告げました.カオスゲームは,シェルピンスキーのギャスケットを基本に変化させたわけですが,アフィン変換を表す行列が3つあり,それぞれの変換が発生する確率が,3つとも1/3となります。

そのプログラムソースと羊歯を描くソースを説明しました。特に羊歯は,表現するアフィン変換の行列が4つあり,それぞれの変換の発生する確率は,4つとも異なります。10進Basicで描き,感動の声が上がりました。

そこで,製作途中の「アンモナイト」の3つの行列と発生確率のデータを示し,作らせてみました。それが以下の図です。喜んでいました。

anmo.JPG

ただし,行列の各要素や確率の値は特有のもので,うまく自然界の模様が表れるようにこの値を探し当てることは至難の業です。そこで3学期からは,数Cで扱うこの行列と1次変換の仕組みを簡単にレクチャーをして,縮小+回転+平行移動した図形を重ね合わせることで,描き出される自然について研究しようと述べて今年最後の授業としました。


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