本邦初公開:勝間喜一郎会長の開会の挨拶
会場風景:午前午後延べ約40人の参加人数でした。
西宇治高校の斎宮先生の解説:我々の中学校の教科書の単元の配列が把握できていなかったので、三平方の定理をジャンジャン使ってしまい、四苦八苦されていました。
少しでも分かりやすくと(立方体の中の四面体)のソフトと手作り模型とを駆使して説明された白石先生。(東稜高校)
沖田先生(洛北附属中学校)は、さすが現役の中学校の先生です。三平方の定理を中学校ではどう教えるかを懇切丁寧に解説されました。また中学生には、熱いこんな語りかけをすれば意欲を掻き立てる模擬授業ができるというような解説でした。我々への公開・研究授業の必要性を痛切に感じた次第です。
松田先生(立命館高校)の問題は、穴埋め形式で文脈から読み取るような問題でした。題意を理解するのにかなり苦労され、その様子がわかるだけに会場は盛り上がりました。
後記:高校の現場教員が、初めて?中学生を教える体験ではなかったでしょうか?言葉遣いや既習事項かどうかを憶測しながら話を進める難しさ。高校生のようにうまくはいかないなぁというのが正直な感想。今回は数学に興味を持っている中学生対象で大人しく聞いてくれていましたが、下手な授業をすれば直ぐ興味をなくしてしまうのがこの時期の子供達です。ある面指導の難しさを知る良い勉強になりました。
数学オリンピックに興味のある人集まれ!
このたび、日本ジュニア数学オリンピック、及び日本数学オリンピックの出題 問題(昨年度の国内予選で出題された問題)の解説会を開催することとなりま した。興味のある生徒はぜひ参加してください。府内の高等学校の数学科教師 等が解説します。小学生、中学生も歓迎します。
1 名 称 数学オリンピック解説会
2 日 時 平成15年11月3日(月)
午前8時30分から午前9時まで 受付
午前9時から正午まで 昨年度の日本ジュニア数学オリンピックの出題問題解説を実施
午後12時30分から午後1時まで 受付
午後1時から午後4時まで 昨年度の日本数学オリンピックの出題問題解説を実施
3 会 場 校 京都府立洛北高等学校(tel 075−781−0020)
(fax 075−781−2520)
4 所 在 地 京都市左京区下鴨梅ノ木59
(下鴨本通り市バス洛北高校前停留所下車すぐ)
5 参加対象 数学オリンピックに興味のある児童・生徒達
日本ジュニア数学オリンピック・・・主に中学生や小学生
日本数学オリンピック・・・・・・・・・・・主に高校生や中学生
(詳しくはそれぞれの募集要項を参照してください。)
6 申し込み 次のように明記して10月中に官製ハガキで申し込んでください。
(会場の確保や資料作成の都合上、申し込みを励行してください。
申し込みがない場合、会場に入りきれなかったり、資料が配布できない
など混乱のもとになります。)
「数学オリンピック解説会申込書」と書いて、
学校名、2学年、3午前・午後の別、4氏名(ふりがな)、5自宅の電話番
号を記入してください。
宛先は、次のとおりです。
〒616-8226
京都市右京区常盤段ノ上町15番地
京都府立嵯峨野高等学校内
数学オリンピック解説会事務局
(tel 075−871−0723)
(fax 075−871−0724)
7 費 用 無 料
8 主 催 京都府高等学校数学研究会
(本会は京都府立高等学校数学研究会、京都市立高等学校数学研究会、京都私
立高等学校数学研究会、京都教育大学附属高等学校で構成されています。)
9 持 参 物 上履き用スリッパ、筆記用具とノート
10 そ の 他 無断欠席や遅刻のないようにしてください。
自転車は生徒用駐輪場にきちんと止めてください。