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byl loop --- Re-Production? Loop

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あけましておめでとうございます。

さて、今回のお題はバイルさんの自己増殖ループです。ループといえばリング・らせん・ループといったホラー話も思い出されますがまさにその通り。人工生命でおなじみのラングトンさんが最初に自己増殖するループを作ったようですね。昨年末ふとベーシックで楽に組めるかなと、色々探してみたら素材があったので、少しプログラムを組んでみました。とはいえ、ラングトンさんのは面倒なので、バイルさんのです。chouさんのも面白そうだったのですが、見た目が今ひとつなので間をとったという形です。

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byl氏のループは、一つ一つのセルの状態が「空」を含めて6状態。したがってプログラムでは、黒・青・赤・緑・黄・水色の6色にしました。最初を1世代目として26世代で2つに増殖します。

従って、26+25=51世代目で4つに増殖ですね。

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仕組みは、確かムーア近傍?ノイマン近傍*1と呼ばれる、一つのセルに対して、それ自身と上下左右に隣接する4つのセルの合わせて5つのセルの状態で次の状態を決めるという設定です。

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このあたりは、ライフゲームなんかとは少し違っていて、妙な感じです。それでも、動かしてみると、細胞の中をぐるぐると何かが回りながら、足が出て、それが次のループを造り、出来上がったら分離して、またそれぞれが足を伸ばし、、、という機械的ですがなんとなく生物っぽい増殖を見せてくれます。

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話は変わりますが、Wikiのレイアウトって軽くて良いですね。絵が左右に振れて、文字も絵の左右に流せるだけだけど、ウインドウのサイズに合わせてくれるし、お気軽です。その分レイアウトの固定は出来ないけど、イージーで結構。

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プログラムも載せてみます。bylreproloop.BASなんですけど、十進ベーシックで組んでます。十進ベーシック独自の命令も使っていますからご注意を。

おっと、このままでは紹介だけですね。ネタというか素材としては、まあ、プログラムをもう少し上手く組めないかって言うところ(例えばルールをもう少し少なくまとめられないか?などなど)と、自己増殖するループをもっと小さく(状態数を少なく、ルールも少なく)できないかっていう事かなあ。なんて。

80年ごろにボーナスで初めてマイコンを買ったとき,すぐに書いてみたのがライフゲームでした(年が知れるなあ)。セルオートマトンはたのしい。十進BASICというのは知らなかったけど,検索したら仕様もあったので,ソースを読ませていただきました。ルールの表現が完全に文字列でパターン化されているのは,速度を稼ぐにはいいと思いますが,ルールの意味を読むのはめんどうくさいなあ,と考えるのをサボりました。一目見て,「ふむ,まわりが寂しいと生まれないとか死ぬとか,ライフゲームとそこらは同じだな」とかでおしまい (^^;;;。

やっぱりライフゲームですよねえ。サイエンスに掲載されたのを友達に教えてもらって暫く紙と鉛筆で遊んだものです。友達の友達?がどうやら当時Appleを持っていたらしくて、プログラムを組んで動くところを見たという話を聞いて羨ましく思ったものでした。ってことでやっぱり年が知れますね。さあて、折角ですので、本来のラングトンのループとChou-Reggiaのループのプログラムものせます。プログラムはどうってこと無いのですが、ルールに関しては載っている本があまり無い(少なくとも和書では知らない)?ので、面白いかもしれません。ルールを一から考えるってのも楽しそうなんですけどね。

ソースをダウンロードして遊んでます。どもども。

ところで,10進BASICをパスの通ったところにインストールしておいて,コマンドラインからソースファイルの名前を引数にして打ち込むと,いきなり立ち上がって走り始めるんですね。私は普段 cygwin のシェルを中心に仕事しているもので,ちょっとうれしい。

初期配置とルールを色々触ってみるとなかなか面白いです。今回調べるまで、こんなに色々な自己増殖ループが発表されているとは知らなかったです。まだまだ発展途上のようなので、遊べそうですね。


*1 ムーア近傍は上下左右に加えて斜め方向の4個も合わせた、8個の隣接するセルでした。

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