* POV-Ray で遊ぶ ---- POV-Ray のページを作ってみました。ソースも置いておきますので,どうぞお楽しみください。 ---- ** POV-Ray 情報 *** [[POV-Ray 公式サイト:http://www.povray.org/]] *** [[Ver 3.5 「利用参考マニュアル」(日本語):http://www.arch.oita-u.ac.jp/a-kse/povjp/povjp/pov35ref.html]] ---- COLOR(#006789){休みに行楽に出かけるという習慣がないので,ずっと前にインストールしてあったPOV-Rayで,3枚合わせ鏡による立体でも作れないか思っていじり始めました。無限の平面を定義でき,その表面を鏡にできるというので,試してみたのです。} COLOR(#006789){しかし,なかなか難しい。反射率を1にしているはずなのに,反射を繰り返すと色が薄くなります。まあそれでもちょっとしたのができました。ご覧ください。3本の円柱を置いて反射像で多面体を構成したものです。} #ref(MirrorImage-01.png,center) 下にある"MirrorImage-01.pov" がソースファイルです。これの光源の位置をずらして色を変え, さらに光源を1個中心におき,カメラの位置をちょっといじると下のように変わります。 #ref(MirrorImage-02.png,center) COLOR(red){ぼくもPOV-Rayをインストールして少し触っています。手軽である反面こちらがしっかりとした理論とイメージがなければ、欲しいものが出てこないので壁にぶち当たっています。} COLOR(#006789){理論は3次元座標をいじれるかどうかだけなので大したことはありません(今の高校生にはむつかしいかも)。どっちかというとイメージと根気の問題ですね。あと,複雑な構造体を作ろうと思ったら,POV-Ray のソースを書くためのプログラムを書くなんてことも。そうすると Ruby みたいなスクリプト言語を知っていると便利かなあ。} COLOR(#006789){しかし,プログラム言語を知ってても,それで何をやりたいのかが分らないと意味がなくて,じゃあフラードームでも作ってみようとなったとして,各頂点の座標をどうやって生成すればいいのか,その段取り(アルゴリズム)を知る必要がある,といった見通しがないといけないわけですね。すると最後は想像力と基礎数学力?} COLOR(#006789){などといったところで立ち止まっていてもしょうがないので,とりあえずは人の作ったソースでもいいからいじってみようというのがお勧めです。} ---- COLOR(#006789){3枚鏡ものは,上のソースをちょっといじるだけでいくらでも変奏できます。やったもん勝ちというところですね。} #ref(MirrorImage-s01.png,center) CENTER: 原点と(1,1,-1)を結ぶ円柱を3枚鏡に置いたもの ---- COLOR(#fe891c){面白いですね。万華鏡のようです。ってそうか、万華鏡なんかも簡単に作れそうですね。} COLOR(#fe891c){新しい職場のパソコンにはまだPOV-Rayをインストールしてません。まだまだ様子見です。} ---- COLOR(#006789){ふむふむ,万華鏡なら簡単です。正三角柱状に鏡を置き,底にも鏡を貼り付けて,その手前に物をおけばいいと。照明はやはり2個入れて派手さを演出しようかな。} #ref(KaleidoScope-01.png,center) CENTER: これじゃ光輝く鏡の部屋って感じですね。華麗度スコープ! COLOR(#005678){そもそも万華鏡って,鏡は3面だけでした。正三角形の底に切り紙なんかがあったりするんですよね。それを思い出してもういちど挑戦。} #ref(KaleidoScope-02.png,center) CENTER: これなら万華鏡らしい雰囲気