POV-Ray で遊ぶ


POV-Ray のページを作ってみました。ソースも置いておきますので,どうぞお楽しみください。


POV-Ray 情報

POV-Ray 公式サイト

Ver 3.5 「利用参考マニュアル」(日本語)


休みに行楽に出かけるという習慣がないので,ずっと前にインストールしてあったPOV-Rayで,3枚合わせ鏡による立体でも作れないか思っていじり始めました。無限の平面を定義でき,その表面を鏡にできるというので,試してみたのです。

しかし,なかなか難しい。反射率を1にしているはずなのに,反射を繰り返すと色が薄くなります。まあそれでもちょっとしたのができました。ご覧ください。3本の円柱を置いて反射像で多面体を構成したものです。

MirrorImage-01.png
下にある"MirrorImage-01.pov" がソースファイルです。これの光源の位置をずらして色を変え,
 さらに光源を1個中心におき,カメラの位置をちょっといじると下のように変わります。
MirrorImage-02.png

ぼくもPOV-Rayをインストールして少し触っています。手軽である反面こちらがしっかりとした理論とイメージがなければ、欲しいものが出てこないので壁にぶち当たっています。

理論は3次元座標をいじれるかどうかだけなので大したことはありません(今の高校生にはむつかしいかも)。どっちかというとイメージと根気の問題ですね。あと,複雑な構造体を作ろうと思ったら,POV-Ray のソースを書くためのプログラムを書くなんてことも。そうすると Ruby みたいなスクリプト言語を知っていると便利かなあ。

しかし,プログラム言語を知ってても,それで何をやりたいのかが分らないと意味がなくて,じゃあフラードームでも作ってみようとなったとして,各頂点の座標をどうやって生成すればいいのか,その段取り(アルゴリズム)を知る必要がある,といった見通しがないといけないわけですね。すると最後は想像力と基礎数学力?

などといったところで立ち止まっていてもしょうがないので,とりあえずは人の作ったソースでもいいからいじってみようというのがお勧めです。


3枚鏡ものは,上のソースをちょっといじるだけでいくらでも変奏できます。やったもん勝ちというところですね。

MirrorImage-s01.png
原点と(1,1,-1)を結ぶ円柱を3枚鏡に置いたもの

面白いですね。万華鏡のようです。ってそうか、万華鏡なんかも簡単に作れそうですね。

新しい職場のパソコンにはまだPOV-Rayをインストールしてません。まだまだ様子見です。


ふむふむ,万華鏡なら簡単です。正三角柱状に鏡を置き,底にも鏡を貼り付けて,その手前に物をおけばいいと。照明はやはり2個入れて派手さを演出しようかな。

#ref(): File not found: "KaleidoScope-01.png" at page "POV-Ray"

これじゃ光輝く鏡の部屋って感じですね。華麗度スコープ!

そもそも万華鏡って,鏡は3面だけでした。正三角形の底に切り紙なんかがあったりするんですよね。それを思い出してもういちど挑戦。

KaleidoScope-02.png
これなら万華鏡らしい雰囲気

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