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 中高一貫用の数学の教科書って岩波のを最初に見て、これはなかなか面白いかもって思いました。もちろんその前に理科での左巻氏の仕事もありましたから、数学では動きはないのかなあなどと思っていたものです。そこで、このMLで質問したところ、整理してくださいましたので、覚え書きに、、、

  1. 中高一貫数学コース 志賀浩二著 岩波書店 結構難しい。大学の先生が書いたという感じですね。神奈川の桐蔭 学園で使われているようです。
  1. 体系数学(中学の内容)、精鋭数学(高校の内容) 数研出版

いかにも数研の教科書。効率よく教えられそう。でも面白みには欠 ける。精鋭数学の方は、旧課程の数研の一番難しい教科書そのまま。

  1. 中高一貫テキストシリーズ 公庄庸三著 東京書籍

テクノロジー利用を前面に押し立てた画期的な書。 入試問題を解くことが、数学教育だと思っている教員には手に負えないかも。 こんな本を出した東京書籍もエライ!この本がもっと話題にならないようでは、 日本の将来は暗いと思います。 試作品は、下記のページで見られます。 試作品

  1. 学びたい人の数学 中学1年生 戸瀬信之著 NTT出版

「分数ができない大学生」で有名になった先生の著作。あまりに普 通すぎて面白くない。

  1. 「名前はまだない」 某附属中等教育学校 数学科編

本校数学科x名の合作です。公庄先生と同じ頃から取りかかり、夏休み等を利用 して作ってきました。なかなか進まず、やっと前期課程(中学校)の3年分がほ ぼできました。検定教科書との一番の違いは、幾何に作図ツール(スケッチパッ ド)を全面使用しているところです。「作図ツールで図形の性質を発見する→証 明してみよう」という流れになっています。

昨年度から部分的に使用し、本年度から全面使用しています。

作っていて思うことは、検定教科書の優秀さです。特に、用語の使い方の上手さ は、見事です。展開の仕方もできるだけ個性的に行こうと思ったのですが、作っ ていくうちに矛盾が生じ、最終的にはオーソドックスな構成に近くなってしまい ます。

今年は、公開研究会をやります。休みの日ですので、是非 見に来て下さい。公開授業(午前)、ワークショップ(午後)の予定です。 本校で作った教科書もお見せできると思います。

だそうです。きっと他にも(各会社も学校も)たくさんの教科書が出来ているはずだと思うのですが、、、


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