2005年2月12日の例会の記録の第3ページです


垂直風洞2
(臼井さん)
 近澤さんに続き、臼井さんも作り上げました。臼井さんの風洞は強力モーターによる強い流れが特徴です。
 大きな紙のヘリコプターもビュンビュン回転します。

 これなら、水滴も空中で止められるかも・・・・。

手作りクランプメータ
(臼井さん)
 自転車のかぎを使ってクランプメータを作りました。
 材料が材料だけに性能はいまいちですが、ちゃんと交流電流を測れています。

 真ん中の基盤はガウスメータのセンサー。
 クランプメータには無関係・・・・・・・。

 交流回路の一部を、クランプではさむとちゃんとはかれます。

直流クランプメータ
(臼井さん)
 直流も測れるクランプメータで、電池と豆電球の回路を測定しました。
 導線をクランプで挟むと、直流値がちゃんと出ます。
 では、電池をクランプメータで挟んだら、測定値はどうなるでしょう。
 同じ?それとも・・・
 次に、コイルに直流を流します。(電磁石ができます)
 では、コイルを丸ごと挟んだら、その値はどうなるでしょう。
 導線での値と同じ?それとも・・・・・
 今度は、導線を鉄で囲みます。この囲んだ鉄を挟んだらその値はどうなるでしょう。
導線での値と同じ?それとも・・・・・


 直流クランプメーターは役立ちます。ちょっと高いのが難ですが。

金属探知機
(臼井さん)
 町で見つけたおもちゃの金属探知機です。
 中を開いてみると、磁場の変化を捉えていることがわかります。

 残念ながら鉄以外の金属の探知能力は調べられませんでしたが、銅なんかも探知できたら、なかなかの優れものといえるかもしれません。

おもちゃで斜方投射
(臼井さん)
 町で見つけたおもちゃ、その2です。手で押すと煙突(?)からボールが飛び出します。
 何とか斜方投射に使えないか、と思案中。
 動きながら斜方投射するのでは、使いようがないような気がしますが・・。

 でも、何とか使おうという意欲が、新しい使用法の開発につながることもあります。
 臼井さん、目指せアイデアマン!

右ねじの法則を理解するために
(岡田さん)
 ねじを回すと、ねじがどう進むか知らない高校生が多いということです。この実態に対処するために、傘を使って電流と磁場と力の向きの関係を理解できるような装置を作りました。
 電流が白、磁場が青、そのときの力の向きが傘の柄の向きになります。
 でも、かさにかかって混乱するのでは・・・との声もあり。

ワインセイバーで真空実験
(伊藤さん)
VACUUM WINE SAVERというワインを長持ちさせる道具が売られています。
 このゴム栓を半透明容器に取り付ければ、真空実験装置になります。
 
 気圧計を中に入れて手動ポンプで排気すると、気圧が600hPaぐらいまで下がります。

 
 注射筒を入れて排気すると、注射筒内の体積が増えていきます。4倍くらいまで増えます。
 目で見るボイルの法則ですね。
 この法則から、圧力は
1/4気圧程度まで小さくなっていることがわかります。
 今度は温度計を入れて排気します。
 どうなると思いますか。
 
 温度は下がります。一生懸命仕事をして排気したのだから温度が上がりそうな気がしますが・・・・。

 説明できますか。
 
 ブザーを入れて排気すると、音がどんどん小さくなっていきます。(完全に聞こえなくなるわけではありません)

 お湯を入れて排気すると、沸騰してきます。減圧沸騰ですね。
 
 いろいろ実験していると、突然容器が破裂!
 うーん、大気圧は馬鹿にできないな。

 みなさん、こういう事故には注意しましょう。




コンデンサの問題
(山岡さん)

  右図のように、大容量のコンデンサ(1F、5X耐圧)のコンデンサを3つ直列につなぎ、電池(4.5X)をつなぎます。コンデンサの充電が完了したら電池をはずし、真ん中のコンデンサの両端に豆電球をつなぎます。豆電球は点灯します。
 
  豆電球が消灯するまで待って、今度は両端に豆電球をつなぎます。これも当然点灯します。
       

 さて問題です。
 この状態で再度真ん中のコンデンサの両端に豆電球をつなぎます。
 豆電球はどうなるでしょうか。

 点灯しますか。それとも点灯しませんか。

 皆さん、どう思いますか。


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