啓蒙活動講座

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   2011    オープン講座チラシ

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光のふしぎ
6/12
カメラを科学しよう!
7/31
くるくるルービックキューブ
8/7
音と空気のふしぎ
8/21
おかしな模型!?
8/28
3D(立体)を科学しよう
 10/22
はな定規
10/23
科学の力で科学風船を浮かそう!
12/18 

  月12日(日) 14:00〜   光のふしぎ

 
 今日は、初回です。園田学園女子大学で開催しました。  鏡の仕組みから、3種類の万華鏡を作りました。

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  月31日(日) 14:00〜  カメラを科学しよう!

レンズを通して像ができる仕組みを説明し、さぁ焦点を合わしてみましょう!まず、箱作りから。黒色(光を吸収)を内側にして折ります。

レンズとトレーシングペーパー(現像部分)を設置して、蓋を設置します。2つの箱を差し込んで....
 今日は学生さんも一緒に取り組むことになりました   レンズを通して像ができる仕組みを説明し、さぁ焦点を合わしてみましょう!  皆で外の景色を見て、ピントを合わしました。
   
 紫外線の強い真夏で10分間、冬ならば30分以上固定しなければならない。
 紫外線を浴びると変色する特殊な用紙で遊んでみると、あら不思議!  それでは印画紙を装着して、先程のピント
の位置に合わして景色を映してみましょう。
(これは練習で、印画紙は1人6枚も進呈)
家に持ち帰って、少し湿らせた新聞紙や布の上からアイロンをかけるかラミネ
ート加工すると写真そのものになります。(それは家に帰ってのお楽しみ)
「夏休み」では、色んな写真を撮ってみると自由研究になるかもね。

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  月7日(日) 14:00〜  くるくるルービックキューブ

 本日は、遠近法の応用で逆遠近法(影の幾何)の利用です。これに加えて目の錯覚
の原理を使って、錯視図形を作ろうと思います。
キーワードを片目として、遠近法の原理を学習。 西洋と日本の絵画の比較をしてから、平面から立体の遠近法を考えてみることにしました。 立体のスケッチは難しく、ルービックキューブを題材に考えてみました。学生が向こうで「分からない〜!!」と頭を抱えてしまいましたが、3点投射法でスッキリ解決!
 
これからが本番。影はどのように映るか簡単な実験をしてみました。とすると遠近法と思考が逆の図形が生まれてきたのです。 地面に描く絵を工夫して、遠近法を利用すれば歪まない図が見えるはず。これはその簡単な原理のシートです。 世の中の活用例と実物紹介。 
  最後に、立体の浮き上がる図形に挑戦しました。


逆3点投射法を使って、ルービックキューブを作りました。


キーワードの片目で見ると、あれれ!?


ルービックキューブが動く...動く...


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  月21日(日) 14:00〜  音と空気のふしぎ  −??を伝えよう−

今日は、音がどのようにして伝わるのか。また音を操作してみようがテーマ
です。
まず、紙コップに穴から管を刺して、
音の高低によってコップ上のヘビが
どのように動くか実験です。 
風船の長短で落ちる速度の違いや、割
れる音の高低を確認しました。刃物を持
ってニタニタ笑っていますがぁ〜!!!? 
管に綿(トウモロコシの繊維製)を詰めて、詰め物の位置で音の高低が変わることの確認をして、音階笛を作りました。 なかなか骨のある作業で鳴りません。講師の先生もあれだけ練習したのに。とうとう見るに止まれずに、大人が登場!昔を思い出したのかな?  音は振動して伝わっていることを提示したグッズ。 

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  月28日(日) 14:00〜  おかしな模型!?

今日は、前回(平面の場合)学んだ逆遠近法を
利用して、立体を作ることにしました。
水路ほど大掛かりにしても良かったのですが。自宅で息子に手助けしても
らって撮影記録したものです。この作品は、大人用の宿題。
原理のお復習いをした後、とりあえず、練習作品を作ることにしま
した。「1人でやる!」と言うので、黙って見守る保護者の皆さん。
 
講座時間が1時間という限られた中で、とうとう我慢しきれず、お父
さん登場!下の2枚の写真作品は、家で作ってもらう作品にしまし
た。どこがどうおかしい立体なのか、じっくり考えてみましょう。 
作った作品をどのように見れば、錯覚が起きるか探している様子
です。実際に玉を転がしてみることもしました。
その動画が右です。→→
 
皆で制作したものをデジカメで確認するとこんな動きをします。どれ位
離れてどの角度から見れば良いのか調べました。歪んだビーズでうまく
転がらず、息子の「あれ?」の声がオチになってしまいました。

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  10月22日(土) 14:00〜   3D(立体)を科学しよう

久しぶりに再開です。外は文化祭。まず、フェナキスチスコープの作成に取り掛かりました。厚紙に貼り付けた円盤に飛行機の絵を12枚貼ります。その円盤の回転軸につまようじを刺して、回転させます。1枚の鏡をどうにかして使うと、飛行機がくるくる回って動いて見えるという。どのようにすれば良いか......。 「あっ!見えた。」
鏡に像を反射させて、隙間からのぞくと動いて見えることを発見しました。
どうやら、2人1組ならばうまく見えるみたい。初参加の先生も自分のことで精一杯!
それで、具体的にどのように見えるか動画にしてみました。1人で映しましたので、ちょっと見にくいですが、イメージは分かるでしょう? 
テレビの原理を少し。液晶テレビも同じです。3色しかないのに、見る角度で黄色が出てきたりします。視覚(脳)の利用。そして、特殊なスリットを使って見ると、さらにくっきりと見えます。 そのスリットも、見る角度によって”色”が変わって見えます。黒色シートを見ると、”赤”に見えます。白を見ると、沢山の種類の色が出てきます。 沼津の地理の先生が、立体的に見えるシートを作成しました。左上は東海地方、右上は山口県のカルスト台地、左下は北アルプス山系の上空写真です。 
先程の写真ですが、青(右目)赤(左目)の眼鏡で写真を見ると凹凸
がくっきりと見えます。
スリットでも見えるということで、
カメラ撮影してみました。
ちょっとは見えてくれます?
 
最後は、3DのDの意味の説明として、次元のお話
をして、お終いです。

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  10月23日(日) 14:00〜  はな定規




Spirograph

 
今日はスピログラフ(トロコイド)を用いて、花のような模様を
描いて法則を調べることにします。
100円ショップで買った『デザイン定規』を見て、懐かしいと感じたのは私と長濱さん位。初体験の皆さんには練習してもらうことにしました。外トロコイドの模様を描く場合は、円盤を2つ組み合わせて描けば良いのです。 
大人も子供も初体験。しかも1人で作業ができます。溜まらず、お手伝
を。円盤の大きさで違いが変わることは気づきました。不思議な法則
は、「歯車」の歯数を比べると特徴があるみたい。
二つの円盤の歯車の歯数の割合を求め
れば、同じ花びらや模様の個数と回転す
る円盤が何周回るか分かるんです。
 
内外トロコイドの模様を一覧表に描く作業は課題にしました。
サイクロイドの滑り台を使って、4つのコースに球を転がして
サイクロイドの最速性と等時性についての実験をしました。 映像は微妙!

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  12月18日(日) 14:00〜 科学の力で科学風船を浮かそう!

今日は、講座最終回。「静電気」で遊んでもらうことにしました。 特殊な風船を膨らませ、トアロンテープを細く裂き、滅菌ガーゼで
擦らせて....
マイナスの電気を帯電して、テ
ープを浮かせることができます。 
今度は+−の電気を帯電させるためには、
テープと風船を重ねて擦ればいいんです。
身体を激しく動かした後は、振動・風圧センサー付きのろうそく型
LEDで気分転換・休憩。→プレゼント
市販されている静電気発生器(乾電池内蔵)で、蝶蝶や鞠になる立体に変形するアルミ
テープを浮かせると!皆さん、落ちないように夢中でした。
 以上、年間8回シリーズで実施した公開講座。「飛び飛びになっているので参加しづらい」
「日曜日よりも土曜日に」
「来年度も実施しないのですか?」という声が上がりました。私どもも、とても楽しい一時を過ごしました。
もし、「1回ずつでも小学校を会場にして欲しい」ということであれば、検討したいと思います。
ありがとうございました。


来年度開催に際して、御要望や御依頼がありましたら、できるだけ早く、河ア哲嗣(園田学園女子大学)tetsushi@sonoda-u.ac.jpまで御連絡ください。
計画・立案するために、少々時間が必要となります。お待ちしていま〜す。

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