平成16年度公開講座  概要と開催スケジュール

 サイエンスEネットでは,子ども達への科学教育からの見地と環境教育からの見地にたち,京都教育大学公開講座を協力して実施しています。
 平成16年度には,信州大学の公開講座として「大学Jrサイエンス」が決定しました.協力団体を「サイエンスEネット」としています.

 list_blue京都教育大学

list_triangleA:楽しい理科実験教室
募集期間:3/29〜4/30
受講料:6200円
対象:小学1〜4年生(ただし保護者同伴に限る)
募集人数:30人
場所:附属教育実践総合センター
時間帯:13〜15時 計五回
場 所:京都教育大学附属教育実践総合センター
 
5/29(土) 不思議の花びら     川村康文 信州大学助教授
6/26(土) チョークから絵の具作り 工藤博幸 奈良学園中・高等学校教諭
9/25(土)ペットボトルで作る顕微鏡 〜ロバートフック
『ミクログラフィアの世界』〜 村田直之 サイエンスEネット
11/27(土) わたがしづくり実験 松森弘治 附属高等学校教諭
3/5(土) みれども見えず −認識の面白さを親子で感じる− 岡本正志 本学教授
 
※ 別途テキスト代(2冊で2,940円)が必要です。テキストをお持ちの方は不要です。
テキストは,
  「サイエンスEネットの親子でできる科学実験工作」   ¥1.470
  「サイエンスEネットの親子でできる科学実験工作第2集」¥1.470
ただし,すでにお持ちの方は,購入の必要はありません。
list_triangleB:地球環境を考えるための科学実験教室
募集期間:3/29〜4/30
受講料:6200円
対象:小学5・6,中学生以上
募集人数:20人
場所:附属環境教育実験センター
時間帯:13〜15時 計五回
 
5/29(土)チョークから絵の具作り 工藤博幸 奈良学園中・高等学校教諭
6/26(土)ペットボトルのリサイクル実験 松森弘治 附属高等学校教諭
10/2(土)植物の個体再生能力を調べるペットボトルなどを用いた簡単な培養実験
      梁川 正 本学教授
11/27(土)『ハンディ肩押し小僧』と『モータでリニアモータ』 川村康文 信州大学助教授
3/5(土) 我ら植物探検隊 −植物の目覚めを見つけよう− 間々田和彦 筑波大学附属盲学校教諭
 list_triangle実施報告
 
※ 別途テキスト代(2冊で2,940円)が必要です。テキストをお持ちの方は不要です。

 list_blue信州大学 公開講座:大学Jrサイエンス

list_triangle楽しい理科実験教室
趣旨:この教室では、子どもたちに理科実験やものづくりの楽しさ、素晴らしさを体験してもらうことを目的としています。サイエンスレンジャーを始め全国の実験名人が講師となり、ハイレベルでしかも解りやすい実験を行います。
募集期間:7/26〜先着順を予定
受講料:無料(教材費のみ,別途1,890円)
対象:小学1〜6年生(ただし保護者同伴に限る)
募集人数:40人
場所:信州大学教育学部(長野市西長野6のロ)
時間帯:13〜15時 計6回
 
9/4(土)色素増感太陽電池 菅留視子(西野田電工・サイエンスEネット講師)
 次世代の太陽電池といわれる,光合成型の太陽電池を子ども達に自作してもらい,環境調和型エネルギーのあり方について考えてもらう。
 
10/16(土)紅イモと酸性・アルカリ性 間々田和彦(筑波大学附属盲学校教諭)
 紅イモを利用して,食酢やしょう油などの酸性食品や重曹などのアルカリ性の食品の酸・アルカリの度合いを調べる。利用するものは,すべて食品レベルのもので,危険な薬品類は使用しない。
 
11/13(土)分光筒の工作と省エネルギー 川村康文(信州大学教育学部助教授・サイエンスレンジャー)
 白熱電球や,電球色蛍光灯のスペクトルを,分光筒を工作してもらって,観察してもらう。このことにより,電気エネルギーの省エネルギーについて,子ども達に考えてもらう。
 
12/11(土)ブーメランと飛行リング 足利裕人(鳥取県立高校教諭・サイエンスレンジャー)
 ペットボトルを利用して工作するブーメンランと,ペットボトルを利用して工作する飛行リングを,子ども達に工作させ,作った実験道具は持ち帰りとする。利用する材料は,ペットボトルのリサイクルで,材料には危険なものは使用していない。
 
1/8(土)スターリングエンジン工作 石川正昭(信州大学工学部助教授・サイエンスレンジャー)
 熱エネルギーを力学的エネルギーに変化させるエンジンを手作りして,子ども達に,エネルギーの大切さを伝えたい。また,小学校1年生にも工作できるが高学年には,さらにアドバンスな課題を与えて,ものづくりの楽しさも体験させたい。
 
2/5(土)風車づくり 中村正行(信州大学工学部助教授) 
 自然エネルギー利用のため,さまざまな風車が開発されている.風車のタイプや羽根の形によって発電効率が異なる.様々なタイプの風車のペーパークラフトを製作し,発電用風車の基本的な仕組みを理解する.工夫して改良することで性能が良くなる体験をする.自然エネルギーの利用はまだたくさんの技術的な工夫の余地がある.環境に関する技術開発の大切さと,ものづくりの楽しさを伝えたい.対象は小学校低学年から高学年まで.対象に応じて製作の難易を変えられるよう準備している.4名を1グループとして10グループで一人ずつ製作する.グループごとに工作用の道具を準備する.工具の貸し借りやグループメンバーで作り方の相談をすることにも重点を置く.
 
テキスト:「サイエンスEネットの楽しい理科大実験」かもがわ出版,本体価格1800円(すでに購入済みの方は必要ありません)