Sep/18-19 1999
No.6
9.酒船石と国立飛鳥資料館
このあたりから,眼がヒガンバナから歴史へと移っていきました。中村先生のお話です。
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国立飛鳥資料館での山田寺の東回廊の復元展示は圧巻でした! すごーい。それと山田寺仏頭は,いい顔をしている!! 感嘆
そして おもしろかったのは,前庭にあった石人像(道祖神と呼ばれていたとか)で,噴水であることがわかったというので,水を噴き出させていた。男女二人が抱きあっている像で,とてもいい絵になる。
それから うーん なるほど と思ったのは,広い庭に配置された3組の酒船石。これも水を導くものとわかったというので,実際に水を流して見せてくれていた。納得。
というわけで「巨石 と 水」の遺跡をここで見せてもらって満足満足。
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酒船石(さかふねいし) 大きさは,約 5.3m×2.3m。 酒絞りの漕とか,油を作る道具ともいわれたことがある。近くで水を流す石が発掘されていることから,庭園の流水施設との見方もあった。1999年,別のところの庭園の発掘結果から,流水施設と確定された。
写真右側の部分には,一部を割り取ったノミの跡がある。郡山城(大和郡山市)の石垣用に持ち去られたという。
飛鳥資料館の模型
ヒガンバナオフ1999 No.5
ヒガンバナオフ1999 No.7