おおきなシャボン玉 シャボン玉の中に入ってみました Feb 04,09 / 2000
シャボン玉の中から外を見ると,どんなふうに見えるんでしょう。
だれもが思うから,大きなシャボン玉のことがいろいろな本に紹介されているのかもしれません。
今年もまた作ってみました。
左が用意した材料です。
プール 直径が1メートルあります。おおきすぎると,
材料がたくさん必要ですし,中に入りにくくなります。
針金を輪にしたもの
もつところを4箇所つけてあります。輪の部分には
タフロープを巻いてあります。
腐らないので,5年前のものがそのまま使えました。
すのこ この上に乗ります。
ポリビーカー 材料を計るのに使います
やかん 湯を使いました
空気入れ プールに空気を入れるときに使いました
シート 床を汚さないため
洗濯のり(PVA10パーセント)
台所用洗剤
プールに入れる前に,小さな容器で混ぜます。
洗剤・洗濯のり・湯(70度くらい)を およそ 1:5:10 でつくりました。
混ぜてから1日おくとよい,と書いてある本を見かけます。
次の写真は,混ぜた直後です。
1日おく目的のはシャボン玉液がよく混ざるためだと聞きます。
これは,湯を使って,すこしずつ混ぜ合わせながらおおきな容器に
いれることで時間短縮できるのかもしれません。
さて,明日はどうなっているでしょうか。(Feb
04)
シャボン玉液がめにはいらないようにするため,
中に入る子は ゴーグルをしています。
シャボン玉液を作った直後です。(Feb
4)
ここまでに使った材料は
台所用洗剤 2000ml
洗濯のり 6750ml 水(水道水 約70℃)18L
です。
洗剤は,LIONのスーパーチャーミーコンパクト
界面活性剤(35% アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム,アルキルエーテル
硫酸エステルナトリウム,アルキルアミンオキシド,脂肪酸アルカノールアミド)
洗濯のりは,ポリビニルアルコールが10%含まれているものです。
次の写真は,1日後のようすです。
(Feb 5)
今回,シャボン玉液をどのようにして作ろうかとあれこれ考えました。本やテレビ,Webpageでたくさん
取り上げられています。でも,書いてあることはいろいろです。気温などの条件にもよるようで,なかな
か一言で示すことができないようです。
洗剤や洗濯のりを混ぜる比率も大切ですが,それらを混ぜるときどうするのか。ここのところにひと
工夫あるように思います。
要は,均一になればいいわけです。
少量のものを均一に混ぜるには,とにかく一度にいれないことです。つまり,洗剤や洗濯のりの濃度を
少しずつ落としていきました。よく混ざるように,湯(約70℃)を使いました。
輪を持ち上げる途中にからだにあたったりした以外は,完全に成功しました。
さて,このシャボン玉液はどのくらいもつのでしょうか。教室に長いこと置いておくこともできないので
4日後にはプールを片付けました。そのときまではしっかりとシャボン玉に入ることができました。
6日後,普通の大きさですが,丈夫なシャボン玉ができていました。
3週間後,たくさん残っていたシャボン玉液を捨てる前に,もう一度遊びました。
1リットルほどで水槽に入れていたものは水が蒸発し,うまくできなかったので,水をすこし加えました。
5リットルほど入れておいたものは,そのままつかうことができました。
輪にシャボン玉液をつけて,フーーッと息をふきつづけると,シャボン玉が連続してでてきました。
おおきなシャボン玉に入るのも面白いけれど,シャボン玉は,作って,とばして,そして,みるものですね。
このページをお母さんに見せてもらった小学校1年生のひとこと。
「中に入ったら出られるの?」
この子にとってはとても大きな ? です。
写真だけを見た子は,こう思うんですね。 (Jul
07 2000)