【理科の部屋】オフ 97/12/13 (中村理科工業・自由実験室)
マンタさんの主催で開かれた【理科の部屋】のオフに18名(+中村理科の社員の皆さん)が集いました。一番の主役は「死海の水」とその水に「浮いた本人」だったようです。
以下、当日の出し物を中心にご紹介します。スペースの関係でご紹介しきれなかった方、ごめんなさい。m(__)m
死海の水 マンタさん提供
マンタさんが自ら汲んできた「死海の水」。PETボトル1本分しかない。まずは皆で「お味見」。塩辛いばかりでなく、とてもにがい。後味が口内に残る。
あら坊さんがボーメの比重計(塩ボーメ)を持ってきた。濃度は29.5%と出た(上右)。
ボトルの底には析出した食塩の結晶が・・・。つまり飽和食塩水だということだ(左)。
缶詰みかんづくり モリさんの話題
モリユミコさんが「なるほどの森・35号」で紹介している缶詰ミカンの自作の実物を持ってきてくれた。
水400cc+重曹2gを煮立たせて約2分間煮る。あまり煮すぎると実までとけてしまうそうだ。薄皮がとけたところでよく水洗いしてできあがり。熱湯中では重曹は炭酸ナトリウムになっているのだそうだ。
皆で試食したがまさしく缶詰ミカンの味だった。
花粉管の観察 鈴木さんの話題
フィルムケースのふたに寒天培地を作り、ケースで保護して持ち歩く。花を採ってくるのではなく、培地の方を持ち歩き、花粉だけを採取するのだ。つい先ほど近くの公園でつけてきたというサザンカの花粉を観察してみることにした。
半透明なのでそのまま顕微鏡にかけられる。中村理科の誇る超小型カラーカメラが登場。カタログで見覚えのある光景だ。(下左)
大型ビデオプロジェクターで花粉管を観察。何でもそろっていてすぐに使える。さすがは「自由実験室」。
アルミパイプと「やかないで」 轟さんの話題
長野からはるばる参加の轟さんが取り出したのはさまざまの長さに切った鉛筆ほどの太さのアルミパイプ。弓道部の矢の廃物利用だそうだ。
床に落とすと澄んだきれいな音がする。固有振動の音だ。全部いっぺんに落としたらガラスが割れる音にそっくりだった。なるほど、あの音はそういう音だったのか、と一同納得。
UVセンサー付きコンパクトクロック「やかないで」(リズム時計)。お肌のタイプを入力しておくと、日焼けの警告アラームが鳴るという。UVセンサーに興味がわいた。
天気予報の実際 西園寺さんの話題
雲がこうあると、低気圧の中心は実際にはこのへんで、上空の気流はこう流れていて・・・・予報官から直々の講義を受けることができて光栄だった。
現場で実際に使われている天気図を前に、みんな真剣そのもの。
記念撮影 またお会いしましょう
ここに収録できなかった、にしき(河野晃)さんと、えーちゃん(小森栄治)さんの話題はそれぞれのホームページで詳しく見ることができます。
にしきさんのホームページへ