日本物理学会2000年度公開講座 (2000/11/11、学習院大学)
「量子って何? −プランク100年ー」におけるYPCの演示

 恒例の日本物理学会の一般向け公開講座が「量子って何?−プランク100年ー」と題して開催された。本年は、マックス・プランクが光量子概念に到達してからちょうど100年にあたるという。 江澤 洋氏(学習院大学理学部)、 高田誠二氏(久米美術館)、鶴田匡夫氏((株)ニコン)、清水忠雄氏(山口東京理科大学)の講演に加え、昼休みを利用して関連の展示および演示実験が行われた。講演については取材禁止だったので報告できないが、YPCが協力した演示実験を紹介する。

 参加者に無料配布された回折格子直視分光器。タイ製、仕入価格6$。

 上の直視分光器で蛍光灯の光を分光したもの。蛍光の連続スペクトルに混じって、水銀の輝線スペクトルが明瞭に見える。

 平野さんのヤングの実験。直線フィラメント電球の白色光線とバイスリットによる正統派の実験法だ。レーザーによるものよりリアリティがある。

 すりガラスのスクリーン上には虹色に分光した干渉縞が見られる。デジカメではうまく再現できないのが残念。

 同じく平野さんの光電効果の実験。レトロな大型箔検電器が珍しい。光源は赤外線灯、白熱電灯、ブラックライト、殺菌灯が用意されている。

 他の実験の前座としての静電気実験。電源としてYPC特製「小型高圧電源装置」を使用している。、電気振り子などを用いて箔検電器の原理を解説した。

 同じく「小型高圧電源装置」を用いたハミルトンの風車の実験。強い電界により電離したイオンの反跳によりアルミホイルでできた羽根車が回転する。

 注射器の簡易真空放電管、本物のガイスラー管、クルックス管による真空放電実験。これも「小型高圧電源装置」で演示している。

 クルックス管による陰極線の実験。これも「小型高圧電源装置」を電源として用いている。

 陰極線に磁石を近づけると電子が磁界から受けるローレンツ力により屈曲する。陰極側に取りつけてあるスパークアジャスターは新開発のオプション。


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