電気工作・電子フラッシャーを作ろう 2000/02/06 村岡中学校
2月の活動は電気工作がテーマ、6年生以上ですでに自分のはんだごてを持っている団員は、電子フラッシャーを作ります。自転車につけて夜間の標識灯とする点滅ランプです。さあ、うまく作れるかな?
指導の菊池先生から材料と作り方のコツを教わります。 |
さっそく製作開始。図面を見ながら一つ一つ手作りです。 |
これが材料。ニッカド電池、太陽電池、自己点滅LED、ダイオードそれにトグルスイッチです。 |
まず、ニッカド電池4本を直列につなぎます。これがちょっと大変。 |
太陽電池を接続して、両面テープで貼り合わせます。これで太陽光充電電池が完成。 |
シャーシはスライドのケースです。穴をあけてスイッチをとりつけ、配線の準備をします。 |
配線完了。LEDが点滅するのを確かめたらシャーシに組み込みます。 |
グルーガンでホットボンドを流し込み、電池やショートのおそれのある配線を固定します。これで完成。 |
「はんだごてを当ててとけたところで息を吹きかけて固めるといいんだよ。」「あ、くっついた!」 |
ジャンク品のニッカド電池のはんだづけはけっこう大変。スポット溶接してある金属板をうまく使うのがコツ。 |
4、5年生と、はんだごてを持っていない団員は、今回ははんだごての製作です。これで団員全員が自前のはんだごてを持ち、電気工作ができるようになります。来年は何を作るのかな。楽しみだな。
高山先生にはんだの性質と、こての作り方を教わります。 |
「設計図通りに入れてみたんだけど、この線はどうすればいいの?」 |
「この小さなネジがはめにくいよ。」「ショートしないように気をつけてね。」 |
できあがったはんだごて。なかなかかっこいい。来年はこれで電気工作をするぞ! |
最後に、菊池先生からダイオードのお話をうかがいました。世界中で長らく待ち望まれていた青色のLED(発光ダイオード)を発明したのは日本人でした。徳島の小さな企業の技術者です。これで赤、緑と合わせて三原色そろったため、ディスプレイ、信号機、照明などあらゆる光源にLEDが使える道が開けました。21世紀には照明の革命が起こるだろうとさえいわれています。青色LEDの光は神秘的なまでに澄んだ美しい青でした。