舞岡公園の自然 2000/11/05

11月の活動は横浜市戸塚区の舞岡公園をたずね、秋の自然観察です。春に雨で中止になった企画のリターンマッチです。


 横浜市営地下鉄舞岡駅から舞岡公園へ向かいます。まわりにはもう里山に囲まれた田園風景が広がっています。

 舞岡公園入口の瓜久保の家。ここで鈴木先生のお話を聞きます。

 中丸の丘から見下ろす谷戸の耕作体験田んぼ。あの向こうの山まで歩きます。

 湿地にかかる木道沿いはもう秋の風景です。

 小谷戸の里の保存古民家、旧金子家。

 家の近くにある炭焼き小屋。里山と一体となった、その昔の人々の暮らしぶりをうかがわせます。

 庭先で稲の体験脱穀作業が昔ながらの機械を使って行われていました。

 雑木林の木は株元から二股に分かれています。薪炭用に伐採したあと、ひこばえを剪定(もやわけ)して2つぐらいの芽を育てるためです。山と共に生きる知恵です。

 一番奥のおおなばの丘に着きました。団長先生のお話をうかがって、ここでお弁当を食べます。

 昼食後は班別行動で番号札のついた木を探して観察します。名前当てクイズの正解者には商品が出ます。最初はクスノキでした。この木から樟脳をとります。

 2番目の木はシロダモ。クスノキの仲間なので葉っぱをもむと樟脳のようなにおいがします。

 シロダモの赤い実。シロダモには雄木と雌木がありますが実がなっているのはもちろん雌木。

 こちらが雄木の雄花です。

 3番目はゴンズイ。魚にも同じ名前があります。「役立たず」という意味だそうです。材木にも炭にも使えない木です。

 ゴンズイの実。

 4番目はネムノキ。夜になると葉を閉じるのでこの名がつきました。実を見るとマメの仲間なのが一目瞭然。

 5番目はドクウツギです。葉はすでに散って、黒い実がいっぱいになっています。

 この実は毒なので、別名イチロベゴロシとも呼ばれています。食べられそうにないけどね。

 最後はクズ。根っこから葛粉をとります。葛切りやお菓子の材料になります。さやのような実がなっています。

 帰り道に寄った虹の家総合案内所。舞岡公園周辺の自然や農業についての展示があります。

 展示コーナーでクイズにチャレンジ。

 森に棲むいろいろな鳥の羽が並んでいます。どの鳥の羽かわかるかな。

 こちらは鳥の巣です。かわいらしいの、丁寧なの、雑なの、鳥の性格もいろいろありますね。

 湘南台の駅に戻ってきました。鈴木先生のまとめのお話を聞き、来月の活動の連絡を受けました。

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