電気工作 2001/02/18

2月の活動は村岡中学校で恒例の「電気工作」です。1月の活動「天体観測」が大雪のため中止になったので、21世紀最初の活動となりました。
入団初年度の団員ははんだごてを、2年目以上の団員は高感度導通チェッカーを製作します。


 はじめに小野先生がヒューズとブレーカーのはたらきを実験で見せてくれました。ショートの意味もわかりました。

 はじめて見る実験にみんな興味しんしんです。ヒューズがとぶシーンは大人でも実際に見たことがある人は少ないでしょう。

 入団初年度の団員は、電気工作の必須アイテム、はんだごてを自作します。これがキットに含まれる部品です。

 プラグから自分で組み立てます。「へー、こんなふうになっていたのか。」「あれ、うまくはまらないぞ。」

 ヒーターを組み立て、最後にグリップをとりつけてねじ止めすればできあがり。

 いきなりコンセントにさしこんではいけません。中でショートしていないか先生がテスターでチェックしてくれます。「はい、合格!」

 さっそくあたためてハンダを融かしてみよう。おもしろいけど、やけどに気をつけて。

 2年目以上の団員は、以前に作ってあったマイはんだごてを持参して、菊池先生の指導で高感度導通チェッカーを作ります。

 メロディICの小さな基盤にリード線をはんだ付けします。細かい作業で、けっこうむずかしいぞ。

 電流増幅用のトランジスタをはんだ付けします。初めて見るトランジスタ。3本の足を取り違えないように・・・。

 こんな感じで組み立てます。基盤の裏側に電池ボックスをとりつけてできあがりです。

 完成した高感度導通チェッカー。金属などはもちろん、人間の体など、比較的抵抗の大きいものでも電気を通すか通さないかが判定できます。

 みんなで手をつないで導通をチェックしてみよう。誰かが手を放すと鳴らなくなります。ほんとに電流が手や体を通って流れているんだね。

 最後に団長の高山先生のお話を聞きます。次回はもう今年度最後の活動です。会場は高砂小学校。中学3年の先輩の卒団式も行われる予定です。

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