ビデオミラー
カー用品店で安売り(\5000)していた後方確認用の車載固定CCDカメラ(モノクロ)を粗大ゴミのテレビに取り付けた。スイッチを入れれば自分の姿が画面にうつる。テレビカメラを使っていろいろな実験をしてみよう。
カメラはテレビの上に固定してある。カメラはがっしりしたつくりで展示用に最適。レンズは広角で教室全体がうつる。
リモコンが発する赤外線もちゃんとうつる。
ブラックライトをカメラの前に置いてみた。。紫外線もかなり明るくうつる。デジカメのCCDも紫外線を感じてしまうのでこの写真では差がよくわからないが、肉眼で見るとブラックライトの光はほとんど見えない。
速報
しょうゆや未露光の黒いスライドフィルムなど、可視光線では黒く見えるものでも赤外線や紫外線はよく通すものがある。大阪市立工芸高校の山田善春先生のアイデアにヒントを得て、98/02/18のYPC例会で追試・発展実験を試みた。
下の写真はブラックライトの紫外線をモノクロCCDカメラで撮影したもので、見た目には同じように黒く見えるものが紫外線の透過率ではかなり差があることがわかる。黒く見えてもカラースライドを太陽観察のサングラス代わりに使ってはいけない理由がこれでよくわかる。
なお、リモコンの赤外線は問題ないが、紫外線の実験は家庭用のカラービデオカメラではうまくいかない。遠景を際立たせるために紫外線をカットするUVフィルターが内蔵されているためだと思われる。この目的のためにはむしろここで紹介するような監視カメラや別項で紹介しているおもちゃのカメラキッズビデオカムが適している。