「いちご」 イチゴの苗作りから出荷までをおってみます /// No.4 ///
・・・・・苗作りのようすです・・・・・ 取材 ; Nov 06 1999
来シーズンのために,「親株」にする苗を育てています。農協の設備を使い,共同で作業をしています。
苗作りをしているビニルハウスです。外からの害虫の侵入を防ぐため,入り口には
二重に網がはってあります。
この入り口の奥に,もうひとつ入り口があります。大変厳重です。
上の写真の手前の物置の中には,左のような長靴があります。
作業のために苗場に入る人は,ここで,靴を履き替えます。個々のイチゴ畑の土が入ることを防ぐこと
により,土の中に入っている可能性のある病気や害虫の侵入を防ぎます。
「空中採苗」です。こうすることによって,土からの病原の侵入を
防ぎます。
苗は粒状の石綿に植えてあります。
水や肥料は左のように,タンク,ポンプ,センサー,コンピュータを
組み合わせた機械によって制御されています。
茶色く見えるのが「根」です。
根がこれくらいに伸びたところで,右のように植え替えます。
植え替えたものは,同様の設備がある隣のビニルハウスに移されます。
根がしっかりと張っています。
潅水や消毒は左のような装置で自動化されています。
これらの設備は,「地域農業振興事業」としてつくられています。
「いちごロックウール育苗施設」というのが正式な名称です。
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