成田層の貝化石採集場所:千葉県印旛沼村鶴巻 採集日:1998/08/18 採集者:山本一登

 藤沢市科学少年団の夏期合宿で子供が採集してきた貝化石です。少年団の2月の活動に同席させていただき、クリーニングと同定のしかたを教えていただきました。

露頭から持ち帰ったおびただしい数の貝化石 歯ブラシをつかってクリーニング
松本先生が同定したサンプルを見て名前を調べます。 こちらは巻貝。現生種とも比較できます。
名前がわかった標本にはラベルをつけて分類します。 相原先生の解説を聞く子供たち

貝化石標本 

露頭は印旛村鶴巻の造成地にある成田層で、木下層と上岩橋層が切り崩されて混在しているそうです。約13〜15万年前の化石です。人間のいない時代の貝は、おおらかに育っていたんだなあと思わせる巨大な貝殻が多数あります。

▲アカガイ ▲ミルクイ
▲ウバガイ ▲マツヤマワスレガイ
▲ビノスガイ ▲ビノスガイ
▲エゾタマキガイ ▲エゾタマキガイ
▲ウシシジミ ▲ナミマガシワ
▲ツメタガイ ▲エゾタマガイ
▲アカニシ ▲トウイト
▲ホソミガキクチキレ ▲ハスノハカシパン(ウニ)

神奈川県教育センター・神崎先生の関連記事へ

「成田層貝化石の産状」へ

謝辞:本ページの貝化石の同定に当たっては太田敏晴さんにもご指導をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。


BACK一つ前のページへ

天神のページ・メニューへ戻る

To HOMEホームページに戻る