エアーズロックとマウントオルガ

2005/03/30、家族旅行でオーストラリア・ノーザンテリトリーのエアーズロックをたずねた。


着陸直前のカンタス航空機からエアーズロックと空港の滑走路が見えた。

バスでまずマウントオルガに向かう。現地ではカタ・ジュタと呼ぶそうだ。たくさんの頭という意味だとか。

カタ・ジュタ付近からのエアーズロック遠望。360度見渡す限りの砂漠が続く。

カタ・ジュタに着いた。谷に向かう遊歩道がある。

空気は乾燥し、紫外線も強く、なかなか厳しい。

崖から転がり落ちてきた巨大な礫岩。

遊歩道の終点。崖が合わさって行き止まりになる。

夕方、エアーズロックの麓へと向かう。現地ではウルルと呼んでいる。砂岩の地層が90度立っている。

アナングの古い遺跡。大岩の下に壁画がある。

彩色も鮮やかな壁画だが、意味は不明だという。

ウルルの登山口。明朝の登山の下見に立ち寄る。

最初の急坂50mには鎖がない。最初の試練だ。

さらに、鎖場の急斜面がずっと続く。

聖地だから登らないでほしいという看板がある。

翌朝、5時起床。朝日に染まるウルル。登山口は開きそうだ。一晩、それぞれが考えて、結論を出した。私はアナングに気兼ねしながらも、長年の夢を実現したいと思い、登ることにした。息子も同行するという。家内と娘たちはアナングに配慮して登らないことを決意した。それぞれの意志を尊重することにする。

7時30分ごろ西側より登山開始。

陽が当たらないうちに急な鎖場を登るのだ。

カタ・ジュタを遠望しつつ登る。陽が当たり始めた。

尾根に出ると道は平坦になる。

地層がはっきり見える。この谷の下に水場がある。

頂上に着いた。360度の展望がすばらしい。

頂上で記念撮影。後ろにカタ・ジュタが見える。

頂上の方位盤。

陽が高くならないうちに下山。下にバスが待つ。

約2時間の行程で無事におりてきた。

その日の夕暮。カタ・ジュタの右手に日が沈んだ。

南十字星の下でサウンドオブサイレンスディナー。

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