とうふを作ろう 2003/11/30 藤沢市立俣野小学校
総選挙とかちあったため日程を大幅にずらしての実施となった11月活動は「とうふを作ろう」。
「畑の肉」とも呼ばれ、健康食としても注目される豆腐を科学し、実際に作って、食べます。
いつものように小野団長のごあいさつ。 |
菊池先生が豆腐の作り方や、栄養について説明してくれました。 |
豆腐の原料は大豆。手前の乾いた大豆を一晩水につけると中ほどのように大きく柔らかくなります。これをしぼって豆乳という汁を作ります。まるで牛乳みたいな液体です。 |
いそぎんちゃくの先輩が実演してくれました。大豆をミキサーで細かくしています。生呉(なまご)というドロドロの液体になります。 |
生呉を温め、木綿の袋に入れて絞ります。まだ熱いので気をつけて。 |
しぼり出され、こし出されて出てきたのが豆乳です。袋の中に残ったしぼりかすがおからです。 |
団員は班ごとに、袋入りで売られている豆乳からはじめました。豆乳1リットルに水450ミリリットルを加えます。 |
豆乳を鍋に入れて温め、80℃になったら凝固剤を入れます。昔は「にがり」を使いましたが、今は硫酸カルシウムとグルコンです。 |
凝固剤はそれぞれ1リットルの豆乳に8gずつ、あらかじめ水に溶かしておいて入れます。ぐるぐるっとかき混ぜるとたちまち豆乳がかたまりはじめます。塩析という現象が起きたのです。 |
豆乳のタンパク質が固まったものが豆腐です。完全に固まらないうちに型に移してふたをし、軽くおさえて水を切ります。しばらくすると、ほーら、木綿ごし豆腐のできあがり。 |
しばらく水にさらして凝固剤を流し出すとおいしい豆腐になります。 |
豆乳を水増しせずに温め、凝固剤を入れてすぐに型に流し込んでそのまま固めれば絹ごし豆腐になります。 |
絹ごし豆腐は容器ごと持ち帰ってお土産です。 |
木綿ごし豆腐の方はお昼のおかずにします。ちゃんと等分に分けてね。みんな注目。 |
近藤先生が豆腐のお味噌汁を作ってくださいました。温かい味噌汁はうれしいな。 |
これも近藤先生お手製のおから料理。今日のお昼は豪華メニューだ。みんな残さず食べました。ごちそうさま。 |