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はじめの一枚:こんなところに小さな科学
 2024年12月8日の宵の口に、月が土星を隠す「土星食」が起こりました。九州と北海道を除く全国で見られましたが、関東地方は快晴でその一部始終が観察できました。時刻は上から順に18:18:52、18:19:20、19:01:50、19:04:49の撮影。リングを伴った土星が、次第に月の欠けた側に隠されていく様子と、明るい側から次第に現れてくる様子です。
 土星は地球の10倍近い大きな惑星ですが、15億kmもの遠方にあるので、肉眼では恒星と同じような点にしか見えません。輪を見るには望遠鏡が必要です。一方の月は、地球の4分の1しかない小さな天体ですが、地球から38万kmと近くにあるので肉眼でも表面の模様を見分けることができます。月の方が大きく見えるので、写真でも土星が右に動いて月の裏に隠れていくように見えますが、実際には天球上での土星の動きはすごく遅く(約30年かけて太陽の周りを1周)、土星食はもっぱら月が東(画面左側)へと移動することで起こります。(2024/12/12更新)
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