3月活動:メッキの科学・お別れ会 2005/03/20

今年度最後の活動は、高砂小学校に集まって、葉脈メッキを作ります。
午後は卒団する中学生、退団する団員を送るお別れ会です。


 今年度最後の活動になりました。はじめに佐藤先生のお話をききます。

 今日のご指導は神崎先生です。木の葉をとかして葉脈にし、ニッケルメッキをほどこします。

 これが無電解メッキに使う薬品です。右から感受性化液、活性化液、メッキ液です。この順に処理を進めます。

 今日使う薬品はどれも危険な薬品です。処理の時には目をゴーグル(保護メガネ)で保護します。

 まず、水酸化ナトリウムであらかじめ煮てあった木の葉を歯ブラシでたたいて、肉を落とします。

 葉脈だけになった葉っぱをよく水洗いします。

 表面に手の油がついているとあとの処理がうまくいかないので、エタノールで油をとります。このあと葉脈に手を触れてはいけません。

 ゴーグルをつけて、いよいよメッキ処理開始。まず、感受性化液に3分間つけたのち、イオン交換水でよく洗います。

 さらに、茶色の活性化液に3分間つけて、イオン交換水で洗います。

 湯煎で80℃に保った青色のメッキ液に葉脈をつけると、たちまち色が黒っぽく変わってきます。ニッケルの金属結晶が表面についたのです。

 1回目の処理を終えた葉脈。この処理を繰り返すとだんだん銀色になってメッキらしくなります。時間がなくてそこまでできなかった人が多かったのは残念。

 別の部屋では保護者会が開かれていました。今年一年の活動報告が行われました。

 お昼のあとはお別れ会です。卒団する中三の先輩たちが一人一人あいさつをしました。

 卒団の記念品として、教文センター編集の自然観察ガイド「みどりの江ノ島」が高山先生から送られました。

 続いて、都合により途中退団する団員のお別れ会です。またどこかで会おうね。元気で!

 最後に、皆勤賞の表彰です。この1年間、13回の活動に一度も休まずに参加した人に送られます。40人もいました。みんなえらいぞ。

 皆勤賞の赤バッジもらえました。やったね(^^)v

 さらに3年間皆勤の人にはシルバーカタツムリ賞の銀バッジ、6年間皆勤の人にはゴールデンカタツムリ賞の金バッジが送られます。お疲れさま。

BACK一つ前のページへ

天神のページ・メニューへ戻る

To HOMEホームページに戻る