04/10/14 部分日食の観察

 10月14日に沖縄を除く全国各地で部分日食が見られました。東京近辺では10時45分頃食始、11時40分頃最大食分、12時36分頃食終でした。関東はあいにくの曇り空でしたが、柏陽高校では12時頃ほんのちょっと晴れ間がのぞき、ラッキーな一部の一年生だけが授業中に食のようすを観察することができました。
 観察の方法は、窓からさしこむ太陽光を鏡で反射して水平方向に導き、途中に焦点距離約5m、直径40mmの凸レンズ(ニュートンリング測定用のサンプルレンズ)を置き、スクリーンに欠けた太陽像を直焦点投影する方法です。この装置だと太陽像の直径がレンズの口径より大きくなるため、誤ってのぞき込んでも目を傷める心配がありません。装置が簡単なので教室などに持ち込んで全員で観察できる点が優れています。
 右上の太陽像は、カシオのデジカメ+ND400フィルター+ND8フィルターによる直接撮影。


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