夕空を行く国際宇宙ステーション

2005年5月3日夕刻、国際宇宙ステーション(ISS)が神奈川県のすぐ南方を通過。
暮れなずむ空を明るく輝きながら駆け抜けていった。
写真はいずれもリコーのデジカメCaplioR1にて8秒露出。藤沢市の自宅屋上から撮影。


19:10ごろ南南東の空にISSを発見。画面中央にうっすらと写っている白い線がISSの光跡。北行なので右から左に動いている。左上の明るい星は木星。

19:11ごろ、南東の空を最大高度約25゜で通過。このときの明るさは-1.5〜-2等ぐらい。夕方だと東側通過が太陽光をよく反射するので条件がよい。すぐ右の星はおとめ座の1等星スピカ。

19:12ごろ、うしかい座のアークツルス(写真上方)の真下を通過、その後横浜市街の光芒の中に消えていった。高い建物は日本大学生物資源科学部の校舎。

およそ90分後の20:46ごろ、地球を一周したISSは、日本海上空を飛び、今度は北西の空に見えた。左から右へ動いている。明るさは約0等級。逆光なのでやや暗い。この写真の直後に北北西の空で地球の影に入って消えた。中央の明るい星は、ぎょしゃ座のカペラ。下の建物はもと藤沢北高校だった。

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