例会速報 99/12/08 県立青少年センター


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プレ例会:青少年センタープラネタリウム見学

 YPCの中心メンバーの一人である宮崎さん(中央奥)が青少年センターに着任して9ヶ月。宮崎さんのプラネタリウム解説をぜひ聞きたいと、例会を前にYPCのメンバーが集まった。もうすっかり板についた魅惑の語り口に一同うっとり。思わず熟睡してしまった人も・・・(^^;)
 プラネタリウムの構造や操作方法など、番外編の特別解説もあって「これだけでも来た甲斐があった」と好評。最後にみんなで記念写真。

関連記事:「県立青少年センターのプラネタリウム」へ


ここから本番・和室で例会 県立青少年センター・第2分館和室Cにて

 16:30から本番の例会が始まった。今回の会場はぐっと趣を変えて和室の会議室で行われた。実験はやりにくいが討論を交わすにはいい雰囲気だ。


単極モーター 喜多さんの紹介

 物理教育研究会(APEJ)での発表や埼玉のよせなべ物理サークルからの情報として紹介してくれたのは、磁石自身が自分の次回の中で回転するという一見不思議なモーター。

 鉄釘にネオジム磁石をつけてつるし、ほぐした導線を磁石の外周に触れてブラシとし、電流を流す。電流は磁石自身が作る磁界から力を受けて磁石を回転させる。自分で自分を回すようで奇妙な感じがするが、よくよく考えるとつじつまは合っている。

 表面がメッキされていない金色タイプのネオジム磁石でもちゃんと回る。ブラシとの接触部で火花を放ちながらかなり勢いよく回転する。

 これは応用編。同じ原理で磁石が金属板の上を転がる。

 モーター転じて発電機。磁石を回転させておき、軸と外周から回路を作ると電流を取り出すことができる。


デジカメで顕微鏡写真
 渡邉さんの発表

 デジカメを顕微鏡の接眼レンズに押し当てるだけで、きわめて手軽に顕微鏡写真が撮れる。顕微鏡も簡易型のライトスコープで十分。デジカメはレンズ径の大きなものより、レンズの小さな安物の方がケラレが出なくて良いという話も。右はオリンパスの900ZOOMで撮影した木の組織。



オルガニート 喜多さんの発表

 修学旅行先の小樽の「オルゴール博物館」で入手した手回しオルゴール。右のようなパンチカードを差し込んで回すと、穴のあいた位置のカムが回転して振動子をはじくしくみだ。構造がむき出しで教育的。音色もなかなかのもの。


 こんなふうにして演奏する。箱やテーブルに押し当てながら演奏すると共鳴して大きな音に聞こえる。

 パンチカードを逆向きに差し込むと、楽譜を後ろから演奏することもできる。逆弾き曲当てクイズでひとしきり盛り上がった。

喜多さんの報告ページへ


小型HDD分解 河野さんの発表

 河野さんの「禁断の分解」シリーズ。ノートパソコンなどに組み込まれている小型のHDDを分解してみた。薄く高密度に実装された回路基板と、鏡のように光る磁気ディスクが現れる。書き込み・読み出し用のヘッドをシークさせるアームが見える。こんなところに膨大な情報が記録できるなんて・・・



ホロスペックスシート 渡辺さんの発表

 点光源を見ると、ハート型やにこちゃんマークが対になって現れる、おなじみのホログラムメガネ「ホロスペックス」のシートだけが未加工で販売されている。東急ハンズで入手できる。細かく刻んでも見え味は変わらないので、工作用にはこちらがお得。


メロディーキャンドル 渡辺さんの発表

 だいぶ以前、YPCや【理科の部屋】でも話題になったことのあるメロディーロウソクがリバイバル。以前は百円ショップに出回っていたが、これは東急ハンズで入手。火をつけると電子オルゴールのメロディーが流れる。火を消すと曲は一巡して止まる。
 根本に基板があって、IC、電池、マイクロスピーカーが組み込まれている。表裏にメッキした樹脂のリボンがロウソク内にのびていて、火がリボンを溶かすと表裏がショートして回路が閉じるしくみ。



おもちゃ二題 徳永さんの発表

 町田のおもちゃ屋さんで衝動買いしたという動くオブジェ。左はケロシンと着色した水らしい。紫色の水玉が多数のピンの間を転げ落ちてくる。右は水と樹脂ビーズのようだ。水より軽い細かいビーズが隔壁の隙間からゆっくりと煙のように立ちのぼる。



レボリューション(海賊版) 渡邉さんの発表

 秋葉原のグッドマンの露店で売っているインテリアおもちゃ。磁力で宙に浮いた回転体が摩擦なく長時間回転する。本物は白と黒のデザインだが、こちらは海賊版らしく、ボールペンになっている。なんと¥300。12/11現在ではまだあったが売り切れ御免はジャンク品のならい。


理科HP集Ver.1.6 河野さんの発表と即売会

 理科関連のホームページをそれぞれの制作者の許諾のもとにまとめて収録したCD−Rを河野さんが製造・頒布してくれている。このYPCホームページ別館も過去の例会速報とともに全編収録されている。オフラインでゆっくり検索し読むことができるので、アクセス料金がかからずとってもお得。情報量も膨大。年明けにはVer.2.0が出る予定。

 入手法や、収録希望など、詳しくは河野さんのホームページへ。

大型演示テスター 河野さんの発表

 知る人ぞ知る、河野さんの巨大演示テスター。安物のデジタルテスターを改造し、液晶表示部のドライバ出力をトランジスタで一つ一つ増幅して発光ダイオードを光らせている。


 こちらはそのニューバージョン。原理は同じだが7セグメントの大型発光表示器を使ってすっきりとまとめてある。携帯に便利そう。例会出席者から「量産して売って!」のリクエストが相次いだ。


エクスプロラトリアムからの直輸入品 高杉さんの発表

 エクスプロラトリアムのインターナショナルメンバーに加入した高杉さんは、同館のショップから直輸入で書籍や実験器具を購入した。博物館の展示品をいかに開発するかを紹介したCookBookなどが披露された。
 先日の例会で話題になったMirageMaker(写真左端)の共同購入もあわせて行われ、比較的鏡面精度の良い同製品が会員価格で入手できて好評だった。


理化学辞典(第5版)CD−ROM 山本の紹介

 バイブル理科年表と並んで物理・化学に携わる者には必携の、岩波書店の「理化学辞典・第5版」のCD−ROMが発売された。定価\13000+税は、全文検索などの付加機能を考えればリーズナブルとも言える。ブラウザ「ことといLight」が付属して、Mac&Win両対応。


「虹〜その文化と科学」西條敏美著 山本の紹介

 ブルーバックス「物理定数とは何か」でもおなじみの、徳島県の高校教諭・徳島科学史研究会会員の西條敏美さんがこのほど標記の本を恒星社厚生閣から出版された。文化・科学の両面からあらゆる切り口で「虹」が語られている。虹の研究史はもとより、レイリー以後の虹の現代理論についても詳しく解説されており、「虹」にアプローチする者の必読書と言えるだろう。


二次会 野毛「東方飯店」にて

 例会には28名、二次会には22名が参加。前回に続いて安くておいしい中華料理を堪能しながらの忘年会となった。今年もいろいろ楽しかった。お疲れさま。2000年もがんばろー!



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