発光ダイオード↑
ニクロム線

2002年7月13日の例会の記録の第2ページです


発光ダイオードでブリッジ
(川田さん)
 写真は電位差計、0電流点を調べるのに発光ダイオードを使いました。ダイオードを2個(赤と青)反対向きにつけてあるので0点の両側では、発光する色が異なり、電位が変化していることがよくわかります。

 右の写真のように黒板にかけて使うと、全員がよく見える(メーターでは目盛りが見にくい)

 下はブリッジ回路。交流で使えば0電流点をみつけるに1つのダイオードで足ります。

プラズマボール
(臼井さん)
 リサイクルショップで見つけてきたプラズマボール。
(プラズマ円柱もあるよ)手を触れると放電状態が変化しなかなか楽しいインテリアになります。
 
 このプラズマ装置の電源部を取り出し、いろいろ試してみました。

 つくりは発振回路と昇圧部のみの簡単なもの。発振周波数は30KHz程度であることがオシロで調べられます。

 高電圧部に蛍光灯やスペクトル管を近づけると、きれいに光ります。クルックス管につないでも放電します。
 X線はどうか、ということで早速林さんの装置で見てみました。さすがにX線が出るほど高くはないということでした。


無線機で豆電球を光らせる
(児島さん)
 豆電球にアンテナ部をつけ、トランシーバーのアンテナに平行に置き、送信すると豆電球が光ります。ただし、普通の豆電球では難しいそうです。この実験では1.1V0.08Aの釣りの電気浮用のものを使っています。下の写真のようなコイルでも光ります。
 コイル部をアンテナにはめ、送信すると光ります。

 携帯電話のアンテナの先の発光もこれと同じ原理。


 高輝度のダイオードを使う方がよいようです。

レインボーぶんぶんゴマ
(児島さん)
 右の写真のような色をつけた紙を切って糸を通してぶんぶんゴマを作ります。
 うまく回すと、いろいろな色が現れます。 
明るい光を当てればもっと明るく見えるでしょう。
 色の加法混合ですね。

 楽しみながら色の不思議を実感できます。

 児島さんのホームページからコマの図のデータをとれます。
http://www.medias.ne.jp/~kojima77/

分子運動でマジック
(山本さん)
 容器に米粒を入れ、ビー玉を置きます。ふたをして容器を振ると、あれっ! ビー球が消えて発泡スチロールの玉が現れます。
 もちろん、あらかじめ発泡スチロールの玉を米粒のなかに沈めてあったのですが、分子が動くと浮力が発生し、重いものは沈み
軽いものは浮くということを利用した楽しいマジックですね。

楽器いろいろ
(山本さん)
 インドの楽器である一弦琴です。両脇の板の部分に力を加えることで、弦の張力が変化し、音が変わります。うまく演奏するには練習が必要ですが、最もシンプルな弦楽器ですね。
 右の写真は、カリンバという名でタンザニアの楽器だそうです。金属の板の部分をはじいて音を出します。固定部分からの長さを変えて音程を調節します。手動オルゴールといえるでしょう。

一弦琴

カリンバ

パタパタいろいろ
(山本さん)
 平たい紙をいろいろ折り曲げていくと何種類かの絵を見られる、平面パタパタ。
 さいころをうまくつないで、これまた何種類かの絵を見られる立体パタパタ。
 飛騨の民具にある、落下を利用して表示面が変わる落下パタパタ。
 楽しいパタパタをいろいろ紹介してくれました。

 自分で作ろうとすると、これがなかなか難しい。
一枚の板が落下しながら模様が変わっていくように見えます。

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