2003年11月29日の例会の記録の第3ページです
無限を見る製品 (臼井さん) ただの丸い鏡ですが、スイッチを入れると招き猫が無限に見える、という大変ありがたい鏡です。 半透明鏡と背後の鏡を使って同じ像を無限個見るという仕組みです。 |
モデルロケットへのチャレンジ (伊藤昇さん) 津島高校の自然科学部のモデルロケットへの取り組みについての発表です。 エンジンは固形燃料の2.5Nsの物を使っているそうです。 推力の時間変化を、ばねばかりとビデオを利用して測定しています。またロケットの空気抵抗もブロワとばねばかりを使い測定し、定量的な扱いも踏み込んでいるとのことでした。 部員の生徒たちは、やがては日本のロケット技術を担う技術者に育っていくかもしれませんね。 |
固体燃料エンジン。3本で1000円程度 |
ロケットを回収するためのパラシュート。 |
電動のこぎりでメルデの実験 (川田さん) 電動のこぎりの歯をはずして紐を結び、反対側は滑車を通しておもりにつなぎます。 スイッチを入れると腹と節が見事にできます。 電動のこを立てることで振動のの向きを変える事もできます。 のこを固定する方法を考えないと疲れてしまう・・・・・・。 |
体を動かす筋肉を力学から見てみると (伊藤政さん) 筋肉が出す力について定量的に考えたレポートです。 上腕二頭筋やふくらはぎの筋肉がもりもりしていることは、筋肉が大きな力を出さなければならないことから理解できることなどを、てこの原理で説明してくれました。 |
市立高校生物サークル 第10回記念講演会のお知らせ (伊藤政さん) 岐阜大学の助教授−川上紳一先生の[全地球凍結〜生命と地球の共進化〜」 日時:12月23日(火)1:30〜4:30 場所:菊里高校 物理講義室 地球は7億年前に赤道まで氷に被われていたという説が、地球科学の分野で注目を集めています。この全地球凍結について最新の成果をご紹介していただく予定です。 |
瞬間ペン移動マジックグッツ「いどうくん」 (船橋さん) 「パタパタ」の原理を用い、1枚の紙から作れるマジックグッツです。 紙をとじて再び開くとペンが左から右に移動します。 この手品の作成用の型紙を紹介してくれました。 一度作ってみるのが理解の早道ですね。 |
ガス漏れのとき換気扇に触るな (近沢さん) ピッピポケベル。電波を受けるとピッピと鳴って知らせるおもちゃです。 これを電池式の扇風機の近くに持っていくと鳴ります。モーターの接点での火花で電波が出るからです。 交流で回る扇風機の傍では鳴りません。誘導モーターだからです。でもスイッチを入れたり切ったりするときには鳴ります。切り替えスイッチで火花が出ているからです。 ガス漏れのとき、慌てて換気扇を回そうとすると、スイッチの火花で引火するかもしれません。(回っている換気扇を切っても同じです。もっとも換気扇をわざわざ切る必要はないのですが・・・)触らないのが一番いいのです。 スイッチの入り切りのさいに火花が飛ぶ事を知っていると、無用な危険を避けられる、ということです。 |
三角シート (戸田さん) 東急ハンズで購入した「三角シート」。正式名称はわかりません。片面がプリズム状のでこぼこになっているシートです。斜めから見るとプリズムのように光の分散が見られます。 さて、これをどう使うか・・・・・。 何かいいアイデアがありましたらお知らせください。 |
100メッシュの金網による干渉 (戸田さん) 100メッシュの金網にレーザー光を当てると写真のような十字模様ができます。これは干渉だろうということで、格子定数を測定から求めてみると、実物の間隔によく合う、とのことです。身近なところに回折格子の材料がありますね。 |