2006年8月21日の例会の記録の第2ページです


フィルムケース楽器
(鈴木さん)
 科教協神奈川大会で手に入れた、広島の土肥さんの作品の紹介です。
 フィルムケースにビー玉をいれ、適当な大きさの口をつくってやり(これが難しい・・・・)、ケースを振ります。すると確かに音階が聞こえます。楽しいですね。
 ケース内の空気の振動ではなく、ケースの振動が聞こえているのだろうと思われます。

釘ピアノ
(鈴木さん)
 これも広島の土肥さんの作品の紹介です。
 板に釘を打ちつけ、ピック(草刈機に使うプラスチックカッターを利用しているそうです)で弾いてやると、音が出ます。釘の長さや太さを調節して(これが難しい・・・)音の列が曲をなすようにしてあります。
 いわば人力のピアノ。
 
 音感のいい人でないと、音の高さを合わせるのが難しいな、と思われます。
 
 マノスさんが、釘の頭の列が楽譜になっているのでは、との弁。釘の太さが同じであれば、そうなっているといえそうです。

 ゴム風船の質量
(林さん)
 空のゴム風船(青)と、いっぱいに膨らませたゴム風船(赤)、どちらが重いかを調べます。
天秤に吊り下げると、どちらもほぼ同じであることがわかります。(もちろん両方空のときに同じであることは確認済み)
 片方は空気がいっぱい詰まっているのに、同じとは不思議ですね。

 ところが2つの風船をばねにつるして、単振動させてやると、周期が全然違ってきます。
 空の風船は短く、膨らんだ風船は長い周期をもちます。
 
 浮力の働き、重量と質量、いろいろ考えさせられる問題です。
 

 風船 in 風船
(川田さん)
 ICPE東京大会の「青少年のためのサイエンスショー」で演示されていた実験。
 風船の中に風船を入れて、口をあけたらどうなる?というものです。
 
 中の風船が外側の風船の出口のふたをして空気の流出が止まります。

 マックスウェルのコマ
 (山本さん)
 おなじみのマックスウェルのコマです。
 紹介の後、このコマをマノスさんにプレゼント。
 なぜかコマの台に関心を持ち、どうなっているのか、を見つめていました。
 ペットボトルのキャップにゴルフのティーを立てているだけなのですが・・・・。
 何か仕掛けがあると思ったのかも。
 
 構造がわかると、ティーとコマだけを受け取りました。

 回り続けるコマ
(山岡さん)
 磁力で回り続けるコマです。
 さすが物理教師。すぐ構造を理解しました。

 そして下の図を書いてくれました。
 磁石とコイルでの共振の図です。

 このコマは共振を利用してはいないので、やや誤解があったかも。
 細かい話は英語ではムヅカシイ・・・・

 交流会の後、今度はマノスさんの歓迎会を行いました。
 マノスさんはお酒は飲まない方で、ミネラルウォーターで乾杯。
 有朋自遠方来、不亦楽乎。

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