The Making of やってみようなんでも実験
地球の大きさ編
NHK教育の「やってみようなんでも実験」制作の過程を逆取材しました。番組は下記の日程で放送されました。
本放送:99/10/10(日)18:45〜19:10
再放送:99/10/16(土)10:30〜10:55
再放送:99/10/17(日)18:45〜19:10
再放送:99/10/23(土)10:30〜10:55
今回のテーマは「エラトステネスの方法」による地球の大きさの測定です。栃木県立足利高校の高木、鈴木両先生のご協力を得て、太陽の南中高度を南北二地点で同時計測します。0.1度の精度を出すために、測定器を大型化する必要がありました。
湘南台高校物理室でのロケ(99/9/21)
太陽高度測定器を2台作ります。2班に分けて作業しました。
できあがった測定器。1号(右)は湘南台用、2号(左)は足利に送ります。
完成した装置を前に、アシスタントの中嶋美年子さんと記念撮影。
しかし、この日(21日)のロケシーンは編集ですべてカットされてしまったのでした。残念!!時間がどうしても足りなかったのだそうです。
湘南台高校中庭でのロケ(99/9/25)
陽の当たる中庭で太陽高度を測定します。
指針の影(上の黒い線)が落ちたところの目盛りを読みとります。
動く太陽を追って、絶えず方位合わせと水平出しをしなければなりません。
いよいよ本番の南中時刻。足利と携帯電話で連絡を取り合いながら測ります。
測定成功!!測定結果は緯度差1.05度、地球全周約36300km。
スタジオ収録(99/10/3)科学技術館内、千代田ビデオのスタジオにて
スタジオ背景のディスプレー。なにげなく見ていましたが、なかなかきれい。
リハーサル中の米村傳治郎先生。左端はFDの中さん。
リハーサル中のスタジオ全景。
司会進行役の山崎さんと宮内さんのオープニングトーク。
「こんな感じでいいですか?」米ちゃんコーナーの打ち合わせは入念です。
「それでは本番行きまーす。」ちょっぴり緊張する瞬間です。
無事収録を終えてみんなで記念撮影。お疲れさまでしたー。