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東京ディズニー・シーのメディテレーニアン・ハーバー(地中海の港)の一角にあるフォートレス・エクスプロレーション(要塞探検)というアトラクションの建物内に、大きな振り子が展示してあります。これは「フーコーの振り子」といって、地球の自転を証明するための実験器具なのです。振り子の振動面は慣性の法則により、宇宙空間に対して一定の振動面を保とうとしますが、大地は地球の自転運動により回転しているので、地面を規準にして見ると、振り子の振動面はゆっくりと時計回りに回転していくように見えます。
1851年フランス人物理学者のフーコーが、ナポレオン3世の要請により、パンテオン寺院のドームから長さ67m、おもりの質量28kgの大振り子をつるして実験したのが有名でこの名があります。上野の国立科学博物館にも長さ21mの「フーコーの振り子」があり常時公開されています。(2004/12/18更新) |
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