箱根火山の大涌谷では、名物の「黒タマゴ」を製造販売しています。1個食べると7年長生きをするという「効能」は、もはや袋には印刷されていませんでした(^^)。
「黒タマゴ」を作るには、まず鶏卵を火山温泉の湯釜の中につけてゆでます。このときタマゴの殻に鉄分が付着します。次に高温の噴気にあてて蒸すと、火山ガス中の硫化水素が殻の表面の鉄と反応して硫化鉄の結晶を作ります。黒い色は、この硫化鉄の被膜の色だったのです。
ちなみにお値段は6個入りで500円。(2005/04/29更新)
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