５月３日、よく晴れた連休の夕暮れ、19:11ごろ、房総沖上空を通過していく、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）の姿をとらえました。藤沢の自宅からデジカメの８秒露出で写したＩＳＳの光跡です。南東の空、高度約２５度を、−２等ぐらいの明るさに輝きながら、駆け抜けていきました。このときは北に向かっているので、写真の右から左に動いています。すぐ右の星はおとめ座の１等星スピカです。ＩＳＳはこの１時間半後には地球を一周して、日本海上空を通過し、再び北西の空に認められました。（他の写真はここ） 　ＩＳＳの通過予報はＪＡＸＡのサイトで見ることができます。宵の口に天頂より東を通過する時をねらうと明るくて見やすいです。７月に野口宇宙飛行士が向かうＩＳＳをぜひ肉眼で見てみましょう。（2005/05/04更新）