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6月11日の18:30ごろ、小田急線六会日大前駅で見た雄大な虹です。虹は空中を落下中の雨粒に太陽光線が当たって、屈折・反射する際に分光する現象です。このときの光線の角度は幾何学的に決まりますから、虹は太陽の反対側の点を中心に、42゜の角度の円をなします。したがって、太陽高度が低いほど虹の中心点は上がるので、日没に近い時間ほど雄大な虹になります。
虹の円の内側が白っぽく明るいこと、虹の色の順番は赤が外側になること、明るく鮮やかな「主虹」の外側に、色の順番が逆の淡い「副虹」が伴っていることに注目しましょう。(2005/06/14更新) |
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