カナディアン・ロッキーの氷河地形です。今から約1万年前に終わったウルム氷期には、ここは分厚い氷に覆われていて、氷河が大地を削っていました。氷河に削られた谷はU字形の独特のフォルムを示します。両側の絶壁の高さは所によっては千メートル以上になります。氷河の合流地点は高さの違うU字谷が交差する形になります。道路は当然谷底を走ることになりますが、走っている大型バスと比べてスケールの大きさがわかりますね。(2005/07/17更新)
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