岐阜県神岡町にある、東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設の坑道入り口(跡津抗口)。ここから水平に約2kmトンネルを進んだところに「スーパーカミオカンデ」があります。そこは池ノ山の山頂から約1000mの地下にあたります。他の宇宙線を厚い岩盤でシャットアウトして、宇宙ニュートリノだけを検出するのです。坑道内の気温は年間を通じて約15℃で一定しており、夏場は坑内から冷気が吹き出してくるため、抗口にはいつも霧が漂っています。(2005/09/04更新)
「はじめの一枚」バックナンバーへ