１１月３日、ワンゲル部の山行で丹沢表尾根を縦走しました。入山した蓑毛（みのげ）の川沿いの道でアスファルトの上を歩いていたこんな昆虫を見つけました。踏みつぶされないように木につかまらせてあげて記念撮影。木の枝そっくりに擬態している独特の姿から、ナナフシ目の仲間であることはすぐわかりましたが、見たことのない種類だったので帰宅後調べてみました。 　結果は本州以南に分布する「トゲナナフシ」でした。背中にトゲトゲが出ているのが特徴で、バラやアザミなどトゲのある植物に好んで住み着くとのこと。ナナフシの仲間は姿が木の枝に似ているだけでなく、卵も植物の種子にそっくりなのだそうです。（2005/11/17更新）