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センターテスト初日の1月21日、関東地方は早朝から雪に見舞われ、柏陽高校付近でも5cmを越す積雪がありました。幸い大きな混乱はなかったものの、交通機関の乱れや滑りやすくなった道路で、受験生の皆さんは大変だったのではないでしょうか。
今冬はシベリアの寒気が極端に強く、日本海側に記録的な豪雪が降り、大きな被害が出ていることは周知の通りですが、関東南部に雪が降る仕組みは日本海側のそれとはだいぶちがいます。日本海側の雪は大陸からの北西季節風がもたらすもので、そのもとは日本海から蒸発した水蒸気です。一方、こちらの雪は本州南部の海上を発達しながら進む「南岸低気圧」が降らせたものです。この雪のもとになる水蒸気は、太平洋の黒潮から供給されており、いわば水源が異なるのです。(2006/01/28更新) |
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