YPCトップページへ   Home
天神のページ・ホーム
天神の研究室
天神のアルバム
天神の科学館・実験器具集
天神の資料室・プリント教材集
天神の仲間たちへのリンク
天神のページ更新履歴
天神の掲示板・ご質問はこちらへ
はじめの一枚:こんなところに小さな科学
 この大きな切り株は、浅間山周辺に生えていたカラマツの巨木です。浅間山の自然観察センターに飾ってありました。
 今も現役の活火山として活動中の浅間山は、天明3年(1783年)に大噴火を起こして火砕流を発し、北東側の集落に大被害をもたらし、多くの犠牲者を出しました。人間ばかりでなく、動植物もことごとく焼き尽くされたのですが、この株はその被害の中、かろうじて生き延びた1本でした。
 矢印の先が当時の樹皮の部分で、焼けて傷つき成長が遅れた跡が見られます。しかし、この木はくじけずにその後の200年余りをたくましく生き、巨木に成長したのでした。(2006/05/24更新)
ライン
「はじめの一枚」バックナンバーへ