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四国を中央構造線に沿って横断するように流れる吉野川。徳島県三好市山城町付近の河岸は切り立った崖にはさまれた渓谷になっていて、「大歩危(おおぼけ)」という名前で知られる有名な景勝地です。
茶屋の裏から階段を下りて川岸に立つと、風変わりな曲線模様の石畳が一面に広がっています。このあたりは「三波川変成帯」と呼ばれる広域変成作用を受けた地層で、かつて砂質だった地層が岩石化し、強大な圧縮力を受けて褶曲しながら結晶片岩という変成岩になりました。地層の間にはさまった大小の礫が、飴のように引き伸ばされています。大地を作るとてつもない力の大きさが実感できます。(2007/06/09更新) |
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