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箱根の強羅と早雲山の1.2km(標高差214m)を結ぶケーブルカー。正式名称は「箱根登山鉄道鋼索線」。それ自身は動力をもたない2編成の車両が一本の鋼索(ワイヤーロープ)の両端につながれており、上の駅にある巻上機によって上下します。そのつるべ井戸のような構造により、一方の車両が上るときは他方は同じだけ下ることになります。
線路は基本的には単線ですが、路線のちょうど真ん中には上の写真のような「行違い所」があり、2つの車両がすれ違います。そこでは車両を引いている鋼索が横断するため線路が切れています。普通の鉄道のようなポイント切替機はありません。この途切れた線路を脱線せずに渡れる車両の車輪はどういう構造になっているのでしょう。写真の車両は必ず左側の線路を、撮影者の乗っている方の車両は必ず右側の線路を通ることをヒントに考えてみてください。(2008/06/24更新)→→→正解はここ。 |
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