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
コードレスホンの子機には文字通りコードがつながっていません。当然、携帯電話と同様に電源は充電式電池、信号のやりとりは電波でということになります。ところがコードレスホンの機種によっては充電のための金属接点が見あたらないものもあります。どうやって電池を充電しているのでしょう。
分解してみると写真のような仕組みになっていました。子機(左)の底部とそのホルダー(右)の対応箇所にそれぞれ向き合う形で配置された基板上に楕円形のコイルがプリント配線されています。ホルダー側のコイルに交流電流を流すと、それによって作られた変動磁場に感応して、子機側のコイルに電磁誘導が起こり、交流電流が発生します。これを整流、変圧して電池の充電に適した直流を得ているというわけです。(2010/03/21更新) |
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