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はじめの一枚:こんなところに小さな科学
 写真は、1970年2月11日、東京大学宇宙科学研究所(現JAXA宇宙研)が鹿児島宇宙空間観測所から打上げた、わが国初の人工衛星「おおすみ」の1/2スケールモデル(左端)と、打上げ用ロケット、ラムダ4S型5号機の第4段球形固体モーター(奥)およびそのノズル(手前)です。モータ容器とノズルは地上燃焼試験に使用した実物です。これらは相模原の宇宙研のショールームに展示されています。
 おおすみの打ち上げ成功により、日本はソ連(当時)、アメリカ、フランスに次ぐ、世界で4番目の人工衛星自力打上げ国となりました。とはいえ、アメリカはその前年1969年に人類初の有人月着陸をアポロ宇宙船で成功させており、当時日本の宇宙開発は米ソに比べて大きく立ちおくれていたのです。
 これは、軍用ミサイルにも転用できる誘導型ロケットの開発に制限が加えられていたためで、「おおすみ」の打上げでは、「無誘導重力ターン方式」という軌道投入方式がとられました。軍用でない観測用固体燃料ロケットによる人工衛星打上げは「世界初」で、その後日本のお家芸となり、「はやぶさ」を打ち上げたミューロケットや、今年夏に話題となったイプシロンロケットへと技術が継承されていきます。(2013/12/20更新)
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