ハウステンボスの「ロボットの館」に展示されていた、観賞魚ロボット「MiRO」。生きている魚の自然な遊泳パターンを再現できる魚型水中ロボットです。頭部の左右および口と下あごの計4カ所にセンサーを備え、障害物や水底を避けながら秒速30cmというかなりの速さで、本物の魚そっくりに体をくねらせながら泳ぎ回ります。「電子浮き袋」を体内に装備し、これまた魚と同じ原理で浮力を調節して、水面から水底すれすれまで浮き沈みもします。複数の機体を同時に泳がせても、互いに衝突することなくうまく群泳します。写真のメタリックなデザインの他、錦鯉を模したものもあり、5時間の充電で12時間稼働するそうです。
このユニークなロボットは観賞用として製品化されており、本体価格は60万円とか。韓国のIT企業AiRO社(Artificial Intelligence RObot)製。(2017/02/05更新) |