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はじめの一枚:こんなところに小さな科学
 相模湾に浮かぶ大島。2017年1月17日16時30分ごろ、長崎から羽田に向かうJAL612便から撮影。伊豆七島のなかで一番大きく、行政区域は東京都に属します。写真は南側から撮影しており、大島の北端には大島空港の滑走路が、また画面左上隅には伊東から熱海あたりの伊豆半島の一部が見えています。
 大島は他の伊豆七島の島々と共に、フィリピン海プレート上にあり、ゆっくりと北上しています。その先頭に位置するのが伊豆半島で、本州(東は北米プレート、西はユーラシアプレート上にある)に衝突しています。大島自身、このようなプレート運動が引き起こす火山活動によって海面に顔を出した大きな活火山で、遠い将来には本州に合体する運命です。
 大島の中央に位置する三原山は1986年に大きな噴火を起こし、全島民および観光客1万人余りが島から避難したことがあります。上空から見ると、それ以前の度重なる噴火により流出した溶岩が黒々と見えています。一番手前、大島の南端に位置する天然の良港「波浮港」も、9世紀の割れ目噴火でできたマール(火口湖)が海とつながってできたものです。(2017/02/25更新)
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