天気予報のことわざに「朝虹は雨、夕虹は晴れ」というのがあります。虹は太陽と反対側で雨が降っているときに見えるので、太陽が東側にある朝に西空に見える虹は、観測者のいる位置より西側で雨が降っているということを意味します。日本の天気は西から変わってくることが多く、西の雨はやがて観測者の頭上へ・・・。ということで「朝虹は雨」となります。
2017年11月11日の朝、日本大学動物資源科学部のキャンパス裏で虹を見たのは6時半頃。日の出直後で太陽高度が低いため、半円に近い雄大な虹でした。前夜は寒冷前線の通過で未明まで荒れた天気でしたが、ようやく雨も上がって・・・、と思いきや西からまた黒雲が。
前線通過後に進入した寒気で大気が不安定になっていたのでしょう。鮮やかな虹をカメラに収めるやいなや、ポツポツと雨が降り始め、このあと一時土砂降りになりました。(2017/11/15更新) |