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はじめの一枚:こんなところに小さな科学
 JAXA相模原キャンパス(ISAS)の宇宙科学探査交流棟に展示されている小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型です。5年前の2014年12月3日に種子島から打ち上げられ、2018年6月27日に目標天体の小惑星「リュウグウ」に到着、以来1年半にわたって探査に取り組んできました。数々の任務のうち特に期待が寄せられているのは「サンプルリターン」、つまりリュウグウで採取した試料を地球に持ち帰ることです。
 2019年2月22日に第1回のタッチダウンを行い、サンプラーホーン(下に細長く突き出た黒い円筒部分)を通じて表面物質を採取しました。はやぶさ初号機との大きな違いは、人工クレーター生成のための「インパクター」(画面中央の金色と白の円柱部分)を搭載していたことです。4月5日にリュウグウ表面にクレーターを作り、7月11日に第2回のタッチダウンを行って、宇宙風化を受けていない「フレッシュな」内部物質を採取できたと考えられています。
 はやぶさ2は11月13日、リュウグウを出発し、地球帰還の途につきました。採取試料を格納した耐熱カプセル(中央側面の金色半球形部分)は2020年末にオーストラリアのウーメラ砂漠で回収される予定です。
 詳細情報は、はやぶさ2プロジェクトサイトはやぶさ2ツイッターへ。(2019/11/14更新)

・2020年12月5日(土)14時~15時頃 カプセル分離
・2020年12月5日(土)15時~17時頃 探査機地球圏離脱軌道変更
・2020年12月6日(日) 2時~ 3時頃 カプセル着地            (2020/11/30追加更新)

 はやぶさ2の帰還カプセルは、無事計画通りに回収され、本体は地球圏を離脱して、新たな目標天体に向けて再度旅立ちました。                         (2020/12/06追加更新)

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